こんにちは、haggyです。
旅行・留学・ビジネスなどでオーストラリアへ行く予定の方。
何かあったときのために日本食を持って行こうと考えている方もいるでしょう。
気になるのが食品の持ち込みルール。
知らずに持って行くと没収され、最悪の場合は罰金を徴収されることも。
そこで今回は
・オーストラリアへの食品を持ち込む際の注意点
・オーストラリアへ持ち込み可能で長期滞在に役立つ日本食
・実際に2週間のシドニー旅行へ持って行った日本食
について解説していきます。
国内・海外問わず旅行が大好き。
原点は2度のオーストラリア留学。オーストラリアが気に入りすぎて2回も行っちゃいました。
1回目はブリスベン、2回目はケアンズ。
そして2024年には2週間のシドニー旅行!オーストラリア滞在時に得た情報をシェアしたくて記事を書いてます。
この記事でわかること
オーストラリア | 食品持ち込みの注意点
留学、旅行、ビジネスなどでオーストラリアへ行く予定の方。
まずはオーストラリアへ食品を持ち込む際の注意点から見ていきましょう。
特にオーストラリアへの留学で、ホームステイの予定がある方。
私や友人も経験しましたが、食事の量が少ない。
▽食事の量が少なくて困ったエピソード
参考オーストラリア留学で気をつけること12選&留学前にすべきこと
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日本食は持って行くと心強いです。
でもオーストラリアへ食品を持っていくには細かいルールが。
この章では次の順で解説していきます。
・オーストラリアの検疫は厳しい?
・持ち込んだ食品はいつ・どこで検査される?
・持ち込み禁止な食品一覧
▼さらに食品の項目ごとに分けて持ち込みルールを解説
・肉、肉製品
・魚、魚製品
・卵、卵製品
・乳製品
では順番に見ていきましょう。
オーストラリアの検疫は厳しい?
オーストラリアの検疫は厳しいです。
理由はオーストラリア固有の動物や植物、環境を守るため。
他の国から害虫や病原菌が持ち込まれることで受けるダメージを防ぐために、厳しくしているのです。
持ち込んだ食品はいつ・どこで検査される?
持ち込んだ食品は空港で検査されます。
飛行機を降りてから出口までの順序は次のとおり。
飛行機を降りる→入国審査→スーツケース受け取り→入国カードを提出→出口へ
この「入国カードを提出」の際に検査となります。
入国カードはオーストラリアへ向かう機内で配られ、
・名前
・パスポート番号
・オーストラリアで滞在する住所など
を記入するとともに、食品などの持ち込みに関してチェックする項目があります。
申告方法については「食品持ち込みの申告方法」の章で詳しく説明しますね。
「空港出たらSIMカード探したいし、検疫に時間をかけたくない!」
と思う方もいるでしょう。
確かに空港でSIMカードを購入する場合、列に並ぶことや営業時間内にGETしたいと焦りますよね。
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私もシドニー旅行で使いました。
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持ち込み禁止な食品一覧
食品関係でオーストラリアに持ち込めない物がこちら。
- 開封された肉製品(ソーセージ、チョリソ、サラミ、スモークや乾燥させた自家製の肉、肉が入った月餅など)
- 未加工の肉や魚
- 卵、卵製品
- 乳製品
- 果物、野菜
- 野菜や果物の種子(カボチャやヒマワリの種など)
- ハーブ、薬草
厳しいですが、
生はダメだけど、加工されたものはOK
といった物もあります。
在日オーストラリア大使館公式サイトでは、次のように書かれています。
原則、缶詰およびレトルト以外の肉製品や商業的に加工されていない海産物、卵、果物、野菜、豆類などの持込は禁止されています。持込が許可されている場合でも、特定の食品(例:乳製品、魚・魚製品、蜂蜜、肉・肉製品)や動植物製品などは入国時に申告し、検疫官の指示にしたがって検査を受けてください。
というわけで、肉や魚、卵、乳製品についてもう少し細かく見ていきましょう。
肉、肉製品
肉については、開封されたものや未加工の肉が持ち込み禁止とされています。
ソーセージ、チョリソ、サラミ、スモークや乾燥させた自家製の肉、肉が入った月餅などはNGですが、次のような肉製品は持ち込み可能です。
ポイント
・常温で6ヶ月以上保存可能な市販の缶詰やレトルト、瓶詰めされたもの
・肉片や牛脂、豚脂が含まれていないカレーのルウ
・ジャーキーなど(商業的に製造され、長期常温保存可能な市販品に限る)は、個人消費目的の場合1kgまで持込可
※口蹄疫清浄国で生産されたもの限定
カップラーメンにチャーシューなどの肉製品が入っていても、長期常温保存のものであれば持ち込み可能です。
魚、魚製品
魚も開封されたものや未加工品は持ち込み禁止。
次のような魚製品は持ち込み可能です。
ポイント
・サケ科の魚・魚製品 ▷ 缶詰、レトルト、瓶詰め製品
・サケ科の魚・魚製品 ▷ 頭と内臓を取り除いた切り身(一切れ毎の重量が450g以下)
・サケ科の魚・魚製品 ▷ 頭と内臓を取り除き、塩漬け・乾燥・燻製にしたもの
・包装された市販品(未開封)のサケ科以外の魚卵
・顆粒/粉末だしなど、魚由来の調味料
卵・卵製品
小腹が空いたときに重宝するゆで卵は、残念ながら持ち込み禁止です。
悩みどころなのが、卵が含まれた製品。
卵が含まれた製品は次の条件を満たしていれば基本的に持ち込み可能です。
ポイント
・常温で6ヶ月以上保存可能
・商業的に製造・包装された製品
・1kgもしくは1リットルまでの量
例えば、マヨネーズ・麺・卵入りのカップラーメン・ふりかけ・親子丼の素・チャーハンの素・卵がゆなどは持ち込み可能です。
他にも、ビスケットやカステラなど、加熱加工され常温保存可能なお菓子は持ち込みできます。
乳製品
乳製品は次の条件を満たしていれば持ち込み可能です。
ポイント
・口蹄疫の清浄国と認めた国・地域で生産、加工された製品
※日本は清浄国
・固形の乳製品は10kg、液体は10リットル、液状の濃縮食品は2リットル、乾燥食品は2kgまで
乳児を連れてオーストラリアへ入国予定の方にとっては、「乳製品NG」と聞くと心配ですよね。
乳児同伴の場合は、ボトルに入れたミルクと開封済みのベビーフード1個も持ち込み可能です。
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留学などの長期滞在で役立つ!持ち込み可能な日本食
持ち込みルールがわかったところで、オーストラリア留学などの長期滞在で役立つ日本食をご紹介。
持ち込みは可能ですが、中には申告が必要なものも。
そこで今回は
・申告が必要な日本食
・申告不要な日本食
に分けて紹介していきますね。
申告が必要な日本食
申告が必要な日本食はこちら。
申告が必要
- カップラーメン、卵が10%以上含まれる袋麺
- インスタントの味噌汁
- サトウのごはん
- ふりかけ
- 親子丼の素
- チャーハンの素
- 卵がゆ
- 梅干し(種入りの自家製梅干は不可)
- はちみつ入りの飴やお菓子
- 鮭とば
- するめいか
- むしりこまい
最後の3つは、小腹が空いたときに尊い食べ物。
今留学するなら絶対に持って行く物です。
ホームステイ先は郊外になることも多く、徒歩圏内にスーパーやコンビニは無いと思った方が良いでしょう。
そんなときに手軽に食べられる日本食は大活躍。
全て未開封で荷物に入れましょう
カップラーメンだけでなくインスタントの味噌汁もおすすめです。
しかし、私はホームシック真っ只中のときに大好きなみそ汁(インスタント)を飲み、より日本に帰りたくなってしまったという苦い経験が。
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申告不要な日本食
オーストラリア留学で役立つ申告不要な日本食はこちら。
申告は不要
- そばやうどんの乾麺
- 緑茶
- 十分に加熱加工されており常温保存可能な焼き菓子の市販品(卵入りも含む)
- せんべい
- ピーナッツ入りの柿の種
ここで気をつけたいのがクッキー。
クッキーは申告不要で持ち込みできますが、クリームが挟まったクッキーは持ち込みNGなので注意が必要です。
申告不要のものであっても係員の捉え方や判断により、没収されてしまうこともあります。
友人は市販のマドレーヌを没収されていました。
不安な場合は念のため申告するのがおすすめです。
ホームステイ先の食事が足りなかったときや、日本食が食べたくなったときにお役立てください。
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私がオーストラリアに持込した日本の食べ物
つい最近、旅行でシドニーに2週間滞在しました。
シドニーと言えば物価高。
物価が高いので、旅行でのグルメは諦め食費は節約。
ひたすら絶景と観光に徹しました。
食費節約のため、日本からシドニーへ持っていったのがカップラーメンたち。
でかまる、緑のたぬき、カップヌードル(カレー)、カップヌードル(チリトマト)、やきそば弁当×2。
※やきそば弁当は本州で言うペヤング
申告しようとしましたが、カップ麺と伝えるとスーツケースを開けられることなく行っていいと言われました。
オーストラリア | 食品持ち込みの申告方法
この章では
・食品持ち込みの申告方法
・申告をしないとどうなる?
について解説します。
食品持ち込みの申告方法
持ち込み可能だけど申告が必要な物は、入国カードにチェックをして申告します。
入国カードは機内で配られるので、当てはまる項目の「はい」に×印をつけて申告しましょう。
ターンテーブルでスーツケースを受け取ったら、
・入国カード全てにNOとチェックした方は「Nothing to Declare (申告なし)」の方へ
・ひとつでもYESにチェックした方は係員がいる「Declare」のゲートに進む
と覚えておきましょう。
申告する際、違反していないことや原材料名などは英語で説明できるとスムーズです。
全て「NO」にチェックしても止められてチェックが入ることもあります。
申告をしないとどうなる?
「あれこれ聞かれるのが面倒だから、ちょっとくらいだし申告しなくていいや」
なんて申告せずに引っかかると、没収だけでなく罰金を徴収されることもあります。
シドニー旅行のようにカップ麺と答えただけで、荷物を開けられずに通れる場合も。
ユルユルかと思いきや、しっかり開けられてインスタントの味噌汁を指さされ
「ミソシルデスカ?」
と聞かれたこともあります
後々面倒なことにならないために、申告が必要な物は申告しましょう。
迷ったら、とりあえず申告
「これって申告した方がいいのかな?」
と判断に迷う場合もあるでしょう。
判断に迷ったら、とりあえず申告しておいた方が良いです。
罰則なんて嫌ですし、申告せずに突っ込まれる方が余計に時間がかかってしまいます。
オーストラリアでは食品持ち込みやバスの乗り方など、日本とは異なるルールもあります。
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まとめ
食べ物の持ち込みが厳しい国でもあるオーストラリア。
特に肉や魚、卵、乳製品の持ち込みは気をつけましょう。
とはいえ、日本が恋しくなったときや小腹が空いたときに役立つ、持ち込みOKな日本食も多くあります。
適度に日本を思い出しながら素敵なオーストラリア生活をお過ごしください。
困ったことがあればインターネットでチェックしてみてくださいね。
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