こんにちは、haggyです。
これからオーストラリア留学を予定している方、留学先としてオーストラリアを検討している方。
オーストラリアは比較的治安も良く、自然と都会が適度に融合している環境から留学先としても人気の国です。
今回は実際の留学経験も踏まえて国の慣習や文化、学校生活の面で気をつけることをまとめました。
国内・海外問わず旅行が大好き。
原点は2度のオーストラリア留学。オーストラリアが気に入りすぎて2回も行っちゃいました。
1回目はブリスベン、2回目はケアンズ。
異文化に触れたことで価値観が激変。行って良かったと実感。
留学を通じて得た体験をシェアしたくて記事を書いています。
この記事でわかること
オーストラリア留学で気をつけること12選
観光スポットも多く、休日の観光やアクティビティも楽しめるオーストラリア。
オーストラリア留学で気をつけることを12個まとめました。
オーストラリア留学で気をつけること
- ホームステイや学生寮、シェアハウスのルールを守ろう
- ホームステイ先の食事は少ない
- 貴重品管理の徹底
- 水を大切に
- 紫外線
- 虫
- バスは車内アナウンスがない
- 医療費が高額
- 授業の出席率
- 物価
- カジノでお金を使い切る
- 喫煙場所が限られる
オーストラリア留学のメリットやデメリットについては、下の記事を参考にしてみてくださいね。
参考経験したから言える!オーストラリア留学のメリット・デメリット
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では順番に解説していきます。
①ホームステイや学生寮、シェアハウスのルールを守ろう
はじめはホームステイか学生寮で暮らし始め、慣れてきた頃にシェアハウスに引っ越す方が多いです。
一人暮らしは高いので、共同生活になることがほとんど。
共同生活ではルールを守って生活しましょう。
例えばホームステイ。
ホームステイ先は子供がいる家、夫婦だけの家、ペットがいる家と家族の形態は様々。
言われたルールは守るようにしましょう。
私は2つの家庭でホームステイをしましたが、共通して言われたのが
「起きたら必ずベッドメイクをすること」
でした。
ほとんどルールもなく自由に過ごさせてもらいましたが、ベッドメイクだけはきちんとするよう言われたのを覚えています。
ベッドメイクとは言ってもホテル並のクオリティを求められたわけではありません。
あくまで最低限のものでした。
「自分の家だと思って生活してね」
と言ってもらえるので過度に気を遣う必要はありませんが、相手が困らないよう配慮はしていました。
例えば、
・友達とのお出かけで夜ご飯が要らないときは都度連絡する
・泊まりも含め、週末に出かけるときは帰宅時間も含め事前に伝える
など。
ホームステイだけでなく、学生寮やシェアハウスも同様です。
その際、入居したての留学生に必ず伝えていたのは
虫が湧くから床に物を置きっぱなしにしないことだったそうです。
連日友達を招いて遅くまでお酒を飲んでいましたが、そのルールだけは徹底していました。
ルールを守らないことで学生寮やシェアハウスから出て行くよう言われてしまうかもしれません。
お互いが快適に生活していくためのルールなので、しっかり守りましょう。
万が一、日本での生活と違いすぎてホームシックになってしまった・なりそうな場合は、下の記事を参考にしてみてくださいね。
こちらもCHECK
私が留学中ホームシックになった理由と乗り越えた方法とは!?
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②ホームステイ先の食事は少ない
日本では「一汁三菜」という言葉があるように、ご飯・汁物・3つのおかずが基本的な構成。
ホームステイで困ったのが、夜ご飯の品数や量が少なかったこと。
基本品数はパンなども含めて1つか2つ。
そしてお腹にたまる米はなし。
美味しくて腹持ちが良いマッシュポテトやクスクスの日は感謝でした。
クスクスとは
デュラム小麦に水を加えて乾燥させ、2mm前後に丸めた粒。
「パスタを細かく刻んだもの」という印象。
サラダやスープにも使える。
「足りなかったら冷蔵庫から何でも取って食べてね」
とは言われていましたが、もさもさしたパンしかないことが多く、結局我慢していました。
ホームステイしていた友人に聞くと、皆
「少ないし、日本食が恋しくなる。定食は神!」
と言っていました。
カップ麺などを持参した人は勝ち組です。
加えて、ブリスベンでホームステイさせてもらった家では食べ盛りの子供がいました。
大皿から自分の皿に盛り付けるスタイルのときは子供がごっそり取っていくので、さらに少ない。
パスタも1人前未満の量でした。
下の写真は、ブリスベン時代に学校で開催されたフェアウェルパーティーの食事。
ステーキとスイカ以外は、
・トルティーヤチップス
・ポテトチップス
・ビスケットその1
・ビスケットその2
という似たようなラインナップ。
ホームステイ先の食事も含め、友人と話して出た結論は、
オーストラリアはあまり食事にこだわらないのではないかということ。
ケアンズにホームステイした際にギョッとしたのが、子供のお弁当。
リンゴ1個と5枚入りのビスケットのみ。
暑いので腐らないようクーラーボックスに入れて持って行っていました。
お弁当用に朝から料理をするのではなく、家にある物を持って行くのだとか。
なるほど、作る手間も省けるし合理的でいいじゃない。
と思い、帰国後もたまに取り入れていますが量が少ないので3日坊主で終わるのでした。
③貴重品管理の徹底
現金やパスポートなど、毎日持ち歩かない貴重品の保管についてです。
ホームステイ先は、厳重な審査のもと選ばれていると言われていますが、何かあってからでは遅いです。
・貴重品はスーツケースの中に入れ、スーツケースには常に鍵をかけておく
・自室であっても見える位置に貴重品は置かない
を徹底するようにしましょう。
学生寮やシェアハウスも同様です。
④水を大切に
オーストラリアは慢性的な水不足です。
ペットボトルなど売られている水に対して困ることはなかったですが、ホームステイ先でのシャワーは利用時間が限られていました。
私がお世話になったホームステイ先は10分位と言われていました。
厳しい家では5分というところも。
洗濯の頻度も3~4日に1回ほど。
日本から服を準備する場合は、5日分くらい持って行く方が良いです。
留学の持ち物についてまとめた記事もあるので参考にしてください。
参考海外留学の持ち物は?実体験から無くて後悔・あって良かった物を解説
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⑤紫外線
オーストラリア留学のメリット・デメリットについて書いた記事でも紹介しましたが、オーストラリアの紫外線は本当にエグいです。
「オーストラリアの紫外線は日本の約5倍」と言われており、マメに日焼け止めを塗るのは必須。
紫外線対策は
「ちょっと大げさに気をつけすぎているかも?」と思うくらいがちょうどいいです。
少し油断していると、すぐ赤くなるかそのまま黒くなってしまいます。
夫とはオーストラリア留学で出会いました。
夫がオーストラリアに住んで1年頃に出会ったのですが、日本人だと気付かなかったほど真っ黒でした。
日本語を話すのを聞いて、「あ、日本人だったんだ」と心の中で思ったくらい。
元々黒い方のようですが、日本に帰国後は少しずつ白くなっていったので、オーストラリアの紫外線はハンパないと実感。
人のことをとやかく言っていますが、私は日焼けで大失敗しています。
日焼けをすると真っ赤になってしまう肌質な私。
海遊びに夢中でこまめに日焼け止めを塗るのを忘れてしまい、その日の夜から体の7割ほどが真っ赤に。
シャワーが激痛で、しばらく辛かったのを覚えています。
激痛がおさまった後も苦労は続き、日焼けによる肌荒れでしばらく化粧をするのが憂鬱に。
帰国後も日焼けによる肌のくすみが気になり、元に戻れるよう様々なスキンケアを試していました。
⑥虫
都会と自然がバランスよく融合されているオーストラリア。
虫が苦手な方は要注意。
虫がたくさんいるし、日本よりも大きい虫が多いです。
日本では見たことがない虫も見かけました。
これまでゴキブリ(G)を見たことがありませんでしたが、ホームステイ先の階段横の壁に大きなGが。
「そんなもん放っておけばどっか行くよ」と豪快なホストファザーに、
「部屋に入ってくるかもしれないから無理無理無理!
お願いします、取ってください、プリーズ・・・」
と懇願したのを覚えています。
ホームステイ先になるような郊外は自然豊かな地域が多いので、虫も多くいます。
虫が多いのは覚悟しておいた方がいいでしょう。
シティ周辺なら虫も比較的少ないですが、それでも夜は小さなGを見かけました。
⑦バスは車内アナウンスがない
日本ではバスに乗車すると「次は〇〇」と停留所名を告げてくれ、前方のモニターにも表示してくれます。
しかし、オーストラリアでは車内アナウンスがありません。
ブリスベン・ケアンズ留学時代ともに降りる停留所を間違え、ホストファミリーに迎えに来てもらった経験があります。
ブリスベンでのホームステイ先(エリア:Chapel Hill)は緑多い坂道が多く、似たような景色が広がっていました。
バス停がないところもあり、
「ここかな?いや、もう少し先だっけ?あ、ここかも!」
と雰囲気で降りたら「ここどこ・・・?」状態。
心臓がぎゅうっと掴まれたような不安感に襲われました。
バス停が無いので現在地がわからず伝えられない。
ホストファミリーに電話し、周りに何があるかを聞かれても目印になるようなものはなく「緑と家々」しか答えられません。
郊外に住む予定の方は、停留所近くの景色を目に焼き付けるか、バス停周辺の写真を撮っておくとよいでしょう。
ブザーが鳴らないと停まることなく進んでいくので、「ここから2つ先の停留所」といった覚え方だと間違える可能性があります。
そんなときに役立つのがGoogleマップなどの地図アプリ。
森しか表示されないかもしれませんが、最寄りのバス停を登録しておけば、目印になります。
しかし、いざマップを開こうにもインターネットが繋がっていないと迷子に。
おすすめはデータ通信が無制限で使えるHolafly(オラフライ)のeSIM。
バスに乗っている間はゲームや動画視聴もできるので飽きさせません。
実際にオーストラリア旅行で2週間HolaflyのeSIMを使いました!
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⑧医療費が高額
海外は日本に比べて医療費が高いと言われていますが、オーストラリアにも当てはまります。
学生ビザで留学する場合は、OSHC(Overseas Student Health Cover=海外留学生健康保険)への加入が義務付けられていますが、短期留学であっても保険には加入しておいた方が安心です。
・バーベキューパーティーでヤケドした
・海でサンゴにぶつけてケガをした
・食中毒になった
など、病院にかかる可能性があります。
保険に加入していないと、初診料だけでも1万2千円以上かかってしまいます。
⑨授業の出席率
学生ビザでオーストラリアへ行く方は、学校の出席率に気をつけましょう。
学校の出席率が80%を下回るとビザが取り消しになる可能性があります。
毎日通っている方にとっては心配ありませんが、他にも学生ビザを維持するための条件が。
・違法労働
・規定時間を超えて労働する
・規定の学業成績をおさめること
実際に友人は学校をサボりすぎて学校から警告を受けたことがあります。
しっかり学校へ行きルールを守ればビザの取り消しにはならないので、留学の目的を忘れずに過ごしていきましょう。
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⑩物価
オーストラリアで生活していくうえで、日本よりも物価が高いことは気をつけておきましょう。
オーストラリア留学のメリット・デメリットについて書いた記事でも紹介しましたが、下の表は馴染みのあるモノをオーストラリアの金額と比較したものです。
オーストラリア (日本円で換算) | 日本 | |
コカ・コーラ2ℓ | 約366円 | 約166円 |
ビックマックセット | 約1,458円 | 750円 |
歯磨き粉 | 約458円 | 198円~ |
※2023年12月20日のレートで計算
オーストラリアの方が高いことがわかりますね。
出発までまだ日数がある方は、多めにお金の準備をしておいた方が良いです。
休日にレストランでランチをする際も2,000円ほどかかります。
「飲食だけでお金を使い切るのでは?」という勢いでお金がなくなっていくので、物価のことは気にしておきましょう。
⑪カジノでお金を使い切る
ブリスベンにはシティの目立つところにカジノがありました。
オシャレな外観でディナーを楽しめる施設でもあるんですが、カジノでお金を使いすぎないよう注意です。
「あと100ドル・・・もう100ドル・・・」と繰り返し使っていくうちに、あっという間に使い切ってしまいます。
すっかりカジノにハマり、友達にお金を何度も借りていた人がいました。
借金の額がかさみ、とうとう自力で返せなくなったとき、親が日本から来て貸した人にお金を返していました。
しかし、友達からの信用を失い、一人また一人と離れていったのでした。
オーストラリアにはブリスベン以外にも主要都市にはカジノがあります。
留学する方は依存しないよう気をつけましょう。
⑫喫煙場所が限られる
タバコを吸う方は気に留めておいた方がよい話です。
日本でもタバコが吸える場所は限られてきていますが、オーストラリアも同様です。
タバコの条例は州によって若干違いはありますが、
レストランやパブ、公園、ビーチ、乗り物内など公共の場所では喫煙不可と思っておくとよいでしょう。
もちろん歩きタバコもNG。
さらに、オーストラリアのタバコの値段は20本入り1箱3,500円前後と高いです。
1カートンではなく1箱の値段です。
たっかいですよね。
日本からまとめて持ち込むことを考える方も多いでしょう。
2024年2月現在、日本からは18歳以上の方で紙巻タバコ25本、またはタバコ製品25gは免税内で持ち込みできます。
そうです、少ないですよね。
これを機に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。
私もかつては喫煙者でしたが禁煙しました。
禁煙の方法は、吸いたくなったら「タバコを吸ったときに感じる嫌な感情」を思い出して吸わないようにしたことです。
・吸った後にフラフラする
・口の中がタバコ臭くなる
・頭痛がする
・服に臭いがつく
・手が震える/ドキドキする
など。
タバコを止めると、体調も良くなるので禁煙するに越したことはありません。
オーストラリア留学前にしておいた方がいいこと
オーストラリア留学前にしておいた方が良いことは、やはり英語の勉強でしょう。
夫は留学前"Yes"と"No"以外ほとんど話すことができませんでした。
それでも留学を経て話せるようにはなりましたが、最初は苦労したようです。
私も日常会話は話せる状態で留学しましたが、学校の授業についていけずホームシックになりました。
▽私のホームシック体験談
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「どうせ現地で勉強するから英語の勉強は今しなくていいや」よりも、
少しでも、例え単語1個でも多く覚えて行く方が、現地で英語の身につき方が変わってきます。
他には日本で使っているスマホの契約をどうするかも決めないといけません。
スマホについては下の記事で詳しくまとめているので参考にしてみてください。
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まとめ
今回はオーストラリア留学で気をつけることを12個紹介しました。
どれも難しいことではありませんでしたね。
勉強の観光も整っており、遊びや観光も楽しめるのがオーストラリア。
オーストラリアでの留学生活が充実したものになることを願っています。
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▼読んでいただきありがとうございます