こんにちは、haggyです。
ソウルの王道観光スポットなら景福宮、北村韓屋村、Nソウルタワーなどがあります。
でも
・王道の観光地に飽きてしまった方
・ちょっと穴場な観光スポットを訪れてみたい方
は、「青瓦台(チョンワデ)」を見学するのはどうでしょう?
2022年5月まで韓国大統領府が置かれていた場所で、少し前まで執務室として使われていた部屋などを見ることができるんです。
実際に訪れてみたので、そのときの様子や観覧方法や予約が必要なのかなど、観光に必要な情報を解説しますね。
韓国大好き。特に韓ドラ、K-POP、韓国料理、cassビール、コスメ。
韓ドラならラブコメ系、K-POPはStray Kids推し。
韓国旅行ではロケ地巡りや路地裏散歩、映えスポット、コスメやお菓子のショッピングが好き。
この記事でわかること
韓国 | 青瓦台はソウル観光の穴場スポット!訪問記
この章では青瓦台についてや、訪れた際の写真を紹介していきます。
青瓦台について
- 青瓦台(チョンワデ)とは
- ドラマにも登場
- 青瓦台本館
- 大統領官邸
- 庭園
- 迎賓館
では1つずつ見ていきましょう。
青瓦台(チョンワデ)とは
青瓦台は2022年5月まで70年もの間、韓国大統領府があったところです。
大統領の執務室や、家族と生活した官邸、外国の賓客をもてなす迎賓館など建物がいくつも。
執務室があった本館は、屋根の瓦が青いことから、アメリカのホワイトハウスになぞり「ブルーハウス」と呼ばれてきました。
しかし敷地面積は東京ドーム5個分ほどもあり、とにかく広い。
本館から官邸まで歩きましたが、その日は暑かったことと、坂もあり15分程かかりました
こんないち観光客の私ですら「建物同士の距離が遠い」と感じたくらいなので、
「大統領の執務室と側近の事務室が遠いのに、しっかり内部で意思疎通はできるのか?」
といった批判もあったのだとか。
そこで、2022年ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は大統領府を別の場所に移転し、青瓦台は市民や観光客が見学できるよう解放されることになったのです。
解放されてからは多くの人が訪れており、現在は観光スポットの1つに。
まだ解放されてそんなに年数が経っていないので、穴場スポットとしてもおすすめ。
ですが心配な点もあります。
一度移転した以上、大統領府が青瓦台に戻ることはないでしょうが、政権が交代することでいつ非公開になるかわかりません。
「行きたい」「見てみたい」と思ったら迷わず行っておく方がいいですね。
・かつて政治が行われた現場を見てみたい
・観光スポットだから見たい
・ドラマの1シーンで見たことがあるから見たい
という方はぜひ行っておきましょう。
ドラマにも登場
そもそもなぜ青瓦台へ行こうと思ったかというと、過去に見ていた韓国ドラマで大統領府が映るシーンがあったから。
何分も映っていたわけではありませんが、「青瓦台」という名前と青い瓦が妙に頭に残っていたのです。
「え?ここドラマで見たことある!行きたい」
と思ったのがキッカケ。
ちなみに行く前は「こんな軽い気持ちで行っていいものか?」とドキドキしましたが、
軽い気持ちで訪れて全然オッケーです。
様々な国籍の観光客がたくさんおり、混みあう中で写真撮ったり、ポーズ撮って自撮りしたりしていました。
ほとんどの方が観光気分で見学していたし、そんな雰囲気の中で、政治的な要素を深く考えながら周る方が難しいでしょう。
チマチョゴリを着て見学している方もいました
ドラマの話に戻すと、
「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?~」というラブコメ×時代劇の韓国ドラマでは、主人公が青瓦台のシェフという設定でした。
1話目の冒頭では各国の要人が青瓦台で食事をするシーンが。
ドラマ自体は青瓦台が観光スポットになる前の作品なのでセットだと思いますが、ぜひ1話目の冒頭のシーンだけでも見てから訪れてみると、気持ちがより高まるでしょう。
青瓦台本館
ここからは写真を交えて中の様子をご紹介。
まずは執務室などがあった青瓦台本館から。
中に入ると厳かな雰囲気漂う階段が。
中に入ると、観光客が立ち止まって混みあわないよう、
「写真はいいから左に進んでね~」と促されます。
順路通りに進んでいくと、再び階段に戻るので、写真はそのときに撮ったもの。
(偶然映ったカップルがなんだか王子と姫みたいで良い写真が撮れたと心の中でガッツポーズ)
歴代の韓国大統領の肖像画が飾られた部屋がありました。
周りにいた人々の日本語や英語の会話を聞くと、大体が
・真ん中の人名前出てこない
・女の人からしかわからないんだけど
・右、誰だっけ?
と若干失礼ともいえる、知ってる・知らないを言い合う会話がほとんどでした。
また、先へ進んでいくと歴代の大統領夫人の写真が飾られた部屋も。
大統領は肖像画だったのに対し、夫人は写真でした。
大統領夫人に興味があるのか、写真を撮る観光客が多かったです。私もか
こちらは接見室。
ソファに座ってどれくらいフカフカなのか確認したいところですが、残念ながら座ることはできません。
入口から部屋の写真を撮るのみです。
どの部屋も家具を触ることはできませんでした。
そして歩き進めていくと、気になるものを発見。
コンセントに豪華な装飾が。
これ撮ってたのは私だけでした。
余談ですが、韓国のホテルで私が使っていたコンセントはこちら。
きらびやかな装飾は一切なし。そりゃそうだ
韓国に着いて早々コンセントトラブルに遭ったので、つい青瓦台でもコンセントが気になった次第です。
コンセントトラブルは、下の記事に詳しく書いているのでぜひ読んで笑ってください。
参考変換プラグを忘れた私の末路~韓国ではどこで買える?経験を基に解説~
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大統領官邸
本館を出て私が向かった先は大統領官邸でした。
先ほどもチラッと言いましたが、
・訪れた日の気温は30度近く
・雨が降ったり止んだりしていたせいか湿度ハンパない
・坂を上らなければたどり着けない
という条件のもと、暑さに慣れていない道産子の私は着いた頃には汗だく。
「官邸なんだからクーラーくらい効いているだろう」
と期待していたら、なんと...
大統領官邸は中に入れなかった。
建物の外をグルっと回って外から建物の中をチラ見するという見学方法でした。
というわけで暑さに耐えながら1周。
中を見ると電化製品などもあり、
「韓国大統領は〇〇製の電化製品使っていたんだな」とか、しみじみ思うところもあります。
そしてこの伝統的な木造建築物も見どころ。
暑さに耐えつつ写真を撮りましたが、出口には紙コップで飲める水があったので、助かりました。
庭園
建物を見学するのも見どころの1つですが、青瓦台には手入れが行き届いた庭園もあります。
本館の目の前には大庭園や小庭園、緑地園も。
また、建物の外側は北岳山の登山道にもなっているので、緑が多いところでもあります。
私は本館から大統領官邸へ行くだけで疲れ果てたので、登山はしませんでした。
迎賓館
青瓦台正門の横には迎賓館があります。
迎賓館は40年もの間、公式行事の場として国際会議や、国賓を招いて晩餐会などが行われてきました。
エントランスやメインホールの見学ができます。
本館とは趣が異なる造りで、より煌びやかな空間となっています。
今回紹介した写真はごく一部。
他にも写真を撮りたくなるような部屋や景色はたくさんあるので、ぜひ興味を持ったら訪れてみてくださいね。
観覧方法・観覧時間
この章では観覧に必要な情報を解説。
観覧情報
- 観覧方法
- 予約はできる?
- 観覧時間
- トイレの有無
- お土産は買える?
- ロッカーの有無
観光計画の参考にしてくださいね。
観覧方法
青瓦台を観覧する際の入場料は無料です。
正門と春秋門の2か所から入場可能。
▽正門と春秋門の位置関係
門が見えてくると、すぐ近くに受付があるので、パスポートを提示します。
そう、パスポートがないと入れないので忘れずに持っていきましょう。
受付が終わると、バーコードが書かれたリストバンドを渡されます。
▽実際のリストバンド
このバーコードを提示して入場完了です。
あとは自由に見て回ってOK。
基本的にどこでも写真撮影できました。
また、飲み物の持ち込みもできたし、ドレスコードなどもありませんでした。
※飲酒や喫煙はNG
喫煙所もなかったので、タバコを吸う方は訪れる前に済ませておきましょう。
予約はできる?
青瓦台を観覧できる人数は1日最大2,000人までと決められています。
それなら予約する方が確実ですよね。
2024年8月24日現在、青瓦台の公式予約サイトからできますが、英語のサイトから予約になります。
国名、日付、人数、時間、名前、メールアドレスを入力すると予約完了。
ネットの情報に
・韓国の電話番号が必要
・外国人は直接行ってOK
などと書かれており、予約せずに訪れたのですが、「混んでて断られたらどうしよう」とちょっぴり不安でした。
以前は予約するのに韓国の電話番号が必要だったのかもしれませんが、2024年8月現在は不要です
また、入場時間は9:00、10:30、12:00、13:30、15:00、17:00と決まっているようで、私が到着したのは13時頃。
「待つかな?それなら待っている間ゲームしつつSNSでもチェックしようか」と思っていましたが、
結果、待たずに入れました。
訪れたのは平日の昼間でしたが、予約しなくても断られることなく、待つことなくスムーズに入れました。
ただし、土日など人が多い日はどうなるかわからないので、不安な方はサイトから予約すると良いでしょう。
観覧時間
観覧時間は
3~11月 ▶ 9:00~18:00(入場は17:30まで)
12~2月 ▶ 9:00~17:30(入場は17:00まで)
です。
定期休館日は毎週火曜日で、
火曜日が祝日または振替休日の場合は公開、翌日が休館日になります。
滞在時間の目安は緑地園、常春斎、官邸、迎賓館、本館などを周ると余裕を持って1時間半~2時間と言われています。
私の場合は、本館、緑地園、官邸、常春斎、迎賓館を見て1時間程で正門を後にしました。
入場してから1時間半後には、景福宮近くのお店でコングクスを食べ始めていました。
※コングクスについては記事後半「青瓦台行くなら景福宮や安国エリアもおすすめ」の章に詳しく書いています
トイレの有無
敷地内のいくつかに簡易トイレがありました。
官邸近くや休憩室、春秋門がある春秋館に設置されていますが、
本館にはないので覚えておきましょう。
お土産は買える?
観光地によくあるお土産屋さん。
ポストカードやマグネットなどお馴染みのお土産が売られていると、立ち寄りたくなりますよね。
お土産は正門を出て道路を挟んで向かい側にある、青瓦台サランチェで買えます。
青瓦台サランチェでは青瓦台や歴代の大統領、韓国文化などについてのパネルや展示物があります。
ロビー奥にお土産屋さんがあり、ポストカードやマグカップ、伝統工芸品などが販売されていました。
ロッカーの有無
スーツケースや大きな荷物を持っている方はロッカーに預けたいですよね。
残念ながら、ロッカーや手荷物預かり所などはありませんでした。
最寄り駅である景福宮駅のロッカーなどで、事前に預けておくのがおすすめです。
青瓦台へのアクセス
青瓦台の住所は、ソウル特別市鐘路区世宗路1,青瓦台(서울특별시종로구세종로1,청와대)で、
地下鉄3号線景福宮駅4番出口から徒歩18分ほどの距離にあります。
また、ソウル市内の観光スポットなどを循環するバス(01A番)に乗ると、青瓦台に停まります。
この方法が一番簡単ではないでしょうか。
私は地下鉄で景福宮駅まで行き、NAVER MAPを頼りにバスに乗りましたが、
正門から遠いところで降りてしまいました。
青瓦台は広いので、しっかり指定しなかったのが失敗です。
NAVERマップで青瓦台の韓国語「청와대」と入力すると広い敷地内に色々な候補が出てきます。
上の青いピンのあたりを指定すると、パスポートを提示する受付が見えてきます。
青瓦台を観覧するのは、青いピンより上の建物です。
青いピンより下は景福宮や博物館などになるので間違えないよう注意。
ちなみに、歩いていると道しるべの看板が見えてきます。
これは青瓦台の正門へ導く看板なので、見えてきたら看板の通りに進んでみてくださいね。
ところでNAVERマップはインターネットの接続が必要です。
旅行中といえどSNSはチェック&投稿したいし、ゲームもしたいですよね。
「でもSNSやりすぎて低速になったらナビが使えなくなるし...」
こんな旅行での悩みを解決してくれるのが、Holafly(オラフライ)のeSIM。
データ通信が無制限で使えるから低速の心配せずにネットが使えます。
ネットもゲームもSNSも動画視聴も自由なので、移動時間や休憩時間にも良い暇つぶしに。
私自身、韓国旅行でいくつかトラブルに遭いその場で対処方法を調べたのですが、ネットが途切れる心配なく調べられたので落ち着いて対処できました。
それに1日単位から購入できるので、旅行の日数に合わせて自由に買えます。
クーポンコード「HAGGYSJOURNEY」と入力すると5%OFFになるので、韓国旅行で使ってみてくださいね。
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青瓦台行くなら景福宮や安国エリアもおすすめ
アクセスの章でも解説しましたが、青瓦台の最寄り駅は「景福宮駅」
そう、青瓦台と景福宮は近いんです。
歩いても20分くらい。
さらに、景福宮を見た後はオシャレカフェや雑貨屋さんが並ぶ安国エリアや、韓国伝統の家が並ぶ北村韓屋村、昌徳宮を見ても良いでしょう。
景福宮の近くにはミシュランガイドソウル2017~2024にも載っているカルグクスのお店「黄生家カルグクス」があります。
夏だったので、コングクスを食べました。
コングクスは大豆や黒豆を原料にした冷たいスープの麺です。
そのまま食べるとドロッとした豆乳のような味がしますが、
付け合わせのキムチと食べると劇的に美味しくなりました。
NAVERでお店を調べるときは店名「황생가칼국수」をコピペして入力すると見つかります。
また、安国駅の近くには連日大行列のベーグルカフェ、LONDON BAGEL MUSEUMも。
気になっていたので、そんなに混んでいなければ行こうと思っていましたが、15時頃でもこの行列。
行列というよりもカオス状態だったので、「よし、お店の前は通ったから行ったということで!」と納得させて諦めました。
このように青瓦台は、観光スポットが隣接しているので行きやすい位置にあります。
まとめ
青瓦台は2022年から一般公開された大統領府。
実際に韓国の大統領が利用していた建物なので、ちょっぴりフォーマルな気分を味わいながら楽しんでみてくださいね。
周辺には観光スポットがたくさんあり、青瓦台は回りやすいと思います。
迷わないで行けるよう、NAVERマップは必須。
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充実した韓国旅行にしてくださいね。
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