こんにちは、haggyです。
旅行の際、飛行機+ホテルのパックにするか、飛行機とホテルを別々に手配するかで迷いませんか。
では飛行機とホテルを一緒に手配できるじゃらんパックでの旅行ってどうなんでしょうか。
どこもそうですが、飛行機とホテルがセットになった商品って、ホテルが限られているうえにちょっと割高に見えますよね。
というわけで今回は、
お値段的に最強なLCCとガチで金額やサービス内容を比較したので、検証結果をお伝えしていきます。
国内・海外問わず旅行やお出かけが大好き。
リッチじゃないけど面倒くさがりやなので、楽してお得に旅行やお出かけできないかを常に考えている。
与えられたポイントを有効活用できる方法や、クーポンと併用してどこまで金額を下げられるかのシュミレーションが好き。
この記事でわかること
じゃらんパックでの旅行はお得?LCCと金額ガチ比較した結果・・・
今回は次の条件で調べました。
・旅行日程:2022年2月4日(金)~2月6日(日)
・出発:新千歳空港 到着:関西国際空港
・人数:2名
・ホテル:イビスバジェット大阪梅田
・じゃらんパック(JAL/ANA+ホテル)
・peach・ホテルそれぞれの金額の合計
調べた結果の結論は、
「LCCとさほど変わらない。」
ということでした。
だってLCCは金額の安さが売りでしょう?
それなのに、JALやANAで行くパックと変わらないわけないじゃないですか。
まず、金額の一覧表をご覧ください。
①じゃらんパック(JAL) | ②じゃらんパック(ANA) | ③peach (シンプルピーチ/座席指定・ 預け荷物なし)+ホテル | ④peach (シンプルピーチ/座席指定・ 預け荷物あり)+ホテル | ⑤peach (バリューピーチ)+ホテル | |
2名分の合計金額 | 49,000円 | 61,200円 | 35,460円 | 45,420円 | 46,540円 |
1人あたりの金額 | 24,500円 | 30,600円 | 17,730円 | 22,710円 | 23,270円 |
※横にスクロールすると全て見れます
今回は5つのパターンで調べています。
確かに金額だけで見ると、③が一番安いですね。
では次に各パターンの便やホテルの内訳を見てみましょう。
①じゃらんパック(JAL)
まず、じゃらんパックで検索。
旅行期間・利用空港・宿泊エリアを入力して検索した結果がこの画面です。
引用元:じゃらんパック
赤枠で囲まれた便が基本の便で、便を変更すると追加料金がかかる仕組み。
先ほどの画面を下にスクロールすると、ホテル紹介が出てきます。
引用元:じゃらんパック
ホテルの種類も豊富でした。
今回はアクセスも良好でキレイなホテルを選択。
同じホテルでANAも見てみましょう。
②じゃらんパック(ANA)
先ほど紹介した画像の「航空便を選択」を「ANAから探すで検索するとこちらの画面になります。
引用元:じゃらんパック
ホテルもあわせた代金はこちら。
引用元:じゃらんパック
このように、JALとANAで金額が異なることもわかりました。
続いてpeachを見て見ましょう。
③④⑤peach+ホテルの金額内訳
今回はpeachで調べています。
引用元:peach公式HP
内訳はコチラ。
【往路】
2/4 09:45札幌(新千歳)→2/4 12:10大阪(関西)
運賃4,990円×2名=9,980円
諸税・空港使用料等640×2名=1,280円
計 11,260円
【復路】
2/6 16:15大阪(関西)→2/6 18:10札幌(新千歳)
運賃4,990円×2名=9,980円
諸税・空港使用料等690×2名=1,380円
計 11,360円
往路・復路合計 22,620円+支払い手数料 2,400円(600円×2名×2区間)=25,020円(一人17,730円)
そして、先ほどと同じホテル「イビスバジェット大阪梅田」を検索するとこのようになります。
引用元:じゃらんnet
▽2日間宿泊した場合の料金
引用元:じゃらんnet
飛行機代25,020円+ホテル代10,440円=総額35,460円(一人17,730円)
一人17,730円で行けるのは安いですよね。
飛行機の便もお昼には到着して、帰りは夕方なので劇的に滞在時間が短いわけでもないし・・・
やっぱりコレが一番安くていいんじゃないですか!?
確かに金額だけで見ると、これが一番安いですよね。
今計算したのは、シンプルピーチのプランで検索した場合の金額です。
シンプルピーチは簡単に言うと、座席指定や預け手荷物をオプションでつけるプラン。
座席指定しないと、同行者と座席が離れる可能性が高いです。
現に私は、座席指定しなかったら離れました。
手荷物はカバン2つまで無料で持ち込めますが、2つの合計が7kgまでの荷物制限があります。
ハンドバッグ+キャリーの組み合わせもOKですが、考えながら荷造りしなければいけません。
この7kgがけっこう鬼門で、お土産買う余裕がなくなっちゃいます。
では座席指定と預け荷物を1つ増やして金額を計算してみましょう。
座席は席によって金額が変わってきます。
座席タイプ | 金額 |
ファーストシート (一番前の広い席) | 1,590円 |
スマートシート (前方席や真ん中位にある非常口席) | 1,090円 |
プレジャーシート (ファストシート・プレジャーシートより後ろで、非常口席より前の席 または 非常口席より後ろの窓側の席) | 840円 |
スタンダードシート (非常口席より後ろの真ん中と通路側の席) | 790円 |
※航空券購入時の金額。
購入後の座席指定は上記金額+140円
預け荷物は20kgまで1,950円(航空券購入後は2,490円)。
往路・復路共にプレジャーシートを選択し、預け荷物を1人1つ追加すると、合計36,180円(一人18,090円)。
先ほどと同じホテル代を加算すると、合計46,620円(一人23,310円)となります。
①のじゃらんパックの金額に近づきましたね。
peachにはバリューピーチというプランがあり、プレジャーシート・スタンダードシート・預け荷物1つなら無料です。
他にも予約変更が無料・キャンセル時の払い戻しがされる等の付加価値がアリ。
バリューピーチのプランだと、ホテル代も入れて46,540円(一人23,270円)になります。
次の章で理由をたっぷりと解説します。
パッと見LCCの方が安いのに、なぜ変わらないと言える?
金額の比較で、peachの方が安いことを証明しました。
それでもじゃらんパックとpeach+ホテルの金額がさほど変わらないと言い張る理由は何か。
4つ理由があります。
LCCと変わらない理由
- 荷物の制限
- キャンセル料
- ポイントやマイレージ
- LCC特有のデメリット
順番に解説していきますね。
①荷物の制限
確かにLCCの方が安いけれど、手荷物はpeachが7kgまで無料なのに対して、JALやANAは10kgまで無料。
この3kgの違いはけっこう大きく、ストレスなく荷造りができます。
ここで私の失敗談を。
友達に会いにpeachで大阪へ行った時のこと。
手土産にけっこう重たい物をチョイスしてしまいました。
大丈夫だろうと思っていたら、このお土産を入れることで7kgを軽く超えてしまう。
でもこのお土産1個の為に、預け荷物2,490円は払いたくない。
結局、手土産を変更しました。。。
10kgだったら余裕で荷造りできたのに。
まさに7kgの壁に悩んだ瞬間でした。
②キャンセル料
続いてはキャンセル料の規定。
じゃらんは、段階を踏んだキャンセル料の規定があります。
先ほど検索したJALのじゃらんパックでのキャンセル料がこちら。
引用元:じゃらんパック
キャンセルになったとしてもギリギリにならない限り、全額ということはありません。
ところが、ピーチのシンプルプランは払い戻し不可。
ピーチのシンプルプランの方が安いけれど、
「何があっても絶対に行かないと損をしてしまう。」
というプレッシャーがあります。
私は犬を飼っていて、万が一犬が体調不良になったらキャンセルせざるをえません。
毎回行けるかビクビクしています。
peachのバリューピーチだと、運賃から取消手数料1,100円を差し引いて、差額をピーチポイントで返してくれます。
しかし、先ほど計算したバリューピーチでの総額とじゃらんパックの総額は1,230円。
取消手数料を差し引きすると、じゃらんパックと変わらなくなってきますね。
ちなみに取消手数料がかからないプライムピーチというプランもあります。
運賃全額がピーチポイントで返却されますが、総額はじゃらんパックよりも高くなります。
では次の理由を見ていきましょう。
③ポイントやマイレージ
JALやANAを利用するじゃらんnetの場合、ポイントとマイルの両方がたまります。
ポイントは、消費税を含んだ旅行代金総額の1%が付与されます。
先ほど計算した大阪旅行では2名合計49,000円だったので、490ポイントが付与される計算となりますね。
ここで1つ注意ポイント。
ココに注意
じゃらんには会員ステージがあり、会員ステージが上がるとポイントの還元率や特典が増えます。
会員ステージは利用金額1円=1スコアとしてカウントされ、保有スコアに応じてステージが決まります。
そのスコア加算について、じゃらんパックの場合はホテルや宿分のみとなります。
じゃらんの会員ステージについては、コチラの記事で詳しく紹介しています。
こちらもCHECK
ホテル選びはじゃらんnetと楽天トラベルどっちがお得?徹底比較
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④LCC特有のデメリット
LCCは安いぶん、LCC特有のデメリットもあります。
それは、カウンターやターミナルの遠さ。
新千歳空港もそうですが、LCCの空港カウンターはお土産屋さんや飲食店から離れたところにあるので、歩く時間も計算しながら買い物や食事をしなければいけません。
また、ターミナルも端っこの方にあったりするのでけっこう疲れます。
それから座席の狭さもデメリットの1つ。
中々姿勢を崩せないのでフライト中はじっとしなければならず、くつろげません。
荷物の制限やキャンセルの規定、LCC特有のデメリットを総合的に見ると、
「何もそんなカツカツな思いをしなくても、じゃらんパックの方がゆったり旅行できそう。」
と思いませんか。
しかも、じゃらんパックで得られるポイントやマイレージも考えると、むしろじゃらんパックの方がお得になってきます。
そして、haggyの場合は新千歳空港からの出発なので、LCCで行ける直行便の場所は限られてしまいます。
例えばLCCでの直行便が出ていない四国地方に旅行に行くとなると羽田空港などで乗り継ぎが必要。
結果、じゃらんパックの方がお得になるんです。
2023年の夏に行った広島旅行もじゃらんパックを利用しました
続いてじゃらんパックのメリットやデメリットを見ていきましょう。
じゃらんパックのメリット
金額の面でさほどLCCと変わらないことはわかりましたね。
ここで、じゃらんパックのメリットを紹介します。
じゃらんパックのメリット
- 飛行機ならポイントもマイルも貯まる
- 1つのサイトで飛行機もホテルも予約できるので楽
- 組み合わせ自由
- 直行便以外のフライトも選べる
先ほどの章でも説明しましたが、飛行機のじゃらんパックならポイントもマイルも両方たまります。
それに1つのサイトで、飛行機もホテルも予約できるので楽ちん。
あなたはこんな経験がありませんか。
飛行機とホテルを予約するのに時間がかかって、
・現地には何があるんだろう?
・どこ行こう?
・なに食べよう?
といった具体的なプランは後日立てることに。
結果、放置して直前になって慌てて決めるはめに。
予約した時の情熱のまま調べたいけど、後回しにすると熱が下がるんですよね。
じゃらんパックなら、予約までにかかる時間が短縮できることで、そのままプランを立てる段階に進めます。
それに飛行機とホテルの組み合わせが自由なのも嬉しいポイント。
こういうパックって
「限られたホテルから選ばないといけないのでは?」
と心配になりますよね。
でもそんなことはありません。
ホテルの種類も豊富にあります。
実際に今回大阪で調べたところ、104軒のホテルが検索結果に表示されました。
安いビジネスホテルから、ハイクラスなホテルまで様々。
選びたい放題です。
さらにじゃらんパックならこんなアレンジも可能。
・2泊以上の場合、ホテルを別にする
・帰りの空港を変える
(例:往路は新千歳→関空、復路は神戸→新千歳)
それぞれのお客さんのニーズに合わせて柔軟に対応できるのはありがたいですよね。
他にも、直行便だけでなく経由便も提案してくれるのが個人的にとても助かりました。
新千歳から広島行を調べてたときのこと。
直行便だと夕方出て夜に着く便しかありません。
しかし、羽田空港で乗り継ぎすることで朝早く出て昼には着く便があるんです。
これを選べるのはとてもありがたい。
お陰で滞在時間を長くできました。
予約で慌てないように、あらかじめじゃらんパックの支払い方法について解説した記事もあわせてご覧ください。
参考慌てず予約できる!じゃらんパックの支払い方法と注意点を解説!
続きを見る
じゃらんパックのデメリット
続いて、じゃらんパックのデメリットも紹介します。
じゃらんパックのデメリット
- LCCがセールの時は、LCCの方が安い
- JALとANAで金額が違うので注意が必要
- 場合によっては妥協も必要
順番に説明していきますね。
LCCがセールの時は、LCCの方が安い
なんと言ってもLCCは年に数回セールが実施されます。
そんなセールの時にチケットを買うと、断然LCC+ホテルの方が安くなります。
セール開始を見逃さないよう、各航空会社のメルマガ登録をしておくと良いでしょう。
JALとANAで金額が違うので注意が必要
今回調べたように、JALとANAでは料金に6,000円以上の差がありました。
どちらかの価格を調べた後、1クリックでもう片方の航空会社の価格は調べられるので両方調べるようにしましょう。
また、価格だけでなく飛行機の便も見るようにしてくださいね。
追加料金がかからない時間が、希望している時間帯とは異なる可能性もあります。
場合によっては妥協も必要
先ほど調べたJALの画像をもう一度お見せしますね。
引用元:じゃらんパック
これを見ていただくとわかる通り、1便でも変更すると追加料金がかかる場合が。
理想に合わせて、色々と変更していくと高くついてしまうことも。
「もう少し滞在時間を長くしたかったけど、仕方ないか。」
など、コスパを重視するならある程度の妥協が必要になってきます。
もしレンタカーを利用するなら、じゃらんパック+レンタカーで検索するのがオススメ。
レンタカーについて深堀りした記事はこちら。
参考じゃらんレンタカーを深堀り!パックと合わせても、単体でもお得?
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じゃらんパックはクーポンを使うとさらにお得に
じゃらんパックでは定期的にセールやクーポン配布が行われており、お得に予約ができます。
旅行代金によっては最大3万円の場合も!
予約をする前に、まずはクーポンをGETしましょう。
まとめ
今回は、じゃらんパックが本当にお得なのかをLCCの価格と比較して検証してきました。
結論、
「LCCとさほど変わらない。」
ということ。
パッと見はLCCの方が安いけれど、荷物の制限やキャンセルの規定、LCC特有のデメリットを総合的に見ると、じゃらんパックの方がゆったり旅行できるようです。
じゃらんパックで得られるポイントやマイルも考えると、むしろじゃらんパックの方がお得になってきます。
ただし、LCCのセール時期に予約するならLCCには叶わないというデメリットも。
賢く利用してお得な旅をしてくださいね。
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▼読んでいただきありがとうございます