こんにちは、haggyです。
もうすぐ年末年始。
「最大9連休」など長期のお休みだと、「せっかくだし普段行けないような海外行っちゃう!?」と行き先を考えますよね。
そんな私は、年末年始のお休みを利用して2年連続、夫婦でラスベガスへ旅行した経験があります。
ハプニングもありましたが、カジノやクラブ、買い物や観光、そして海外セレブを目撃するなど濃くて楽しい思い出がいっぱい。
今も年末年始が近づくと、夢のような時を過ごしたラスベガス旅行を思い出します。
そこで今回は今後の旅行計画の参考になるよう、年末年始のラスベガス旅行はどんな感じなのか、旅費はどれくらいかかったのか、私の失敗談などを紹介していきます。
・年末年始のラスベガスって楽しいの?
・年末年始だけどお店営業してる?
・気を付けることはある?
疑問に思った方はぜひ最後まで読んでくださいね。
国内・海外問わず旅行が大好き。
旅先で撮った写真は宝物。
旅行では絶景スポットを中心に計画を立てる派。国内旅行ではグルメも。
旅行を通じて得た情報をシェアしたくて記事を書いています。
なぜ年末年始にラスベガス旅行?
なぜわざわざ高そうな「年末年始×ラスベガス旅行」にしたのか、気になりますよね。
haggy家が年末年始にラスベガス旅行をした理由はこちら。
ベガスを選んだ理由
- ラスベガスに憧れていた
- 夫が長期で休めない
- 札幌よりは暖かそう
- 国内や他の国ではお店が営業していなそう
- DJがたくさん来そう
ラスベガスに憧れていた
ネオンギラギラ、映画のロケ地、ラスベガスがカジノで繁栄するまでの歴史...
人生で一度は行ってみたかったラスベガス。
「ラスベガスへ行ったら間違いないだろう」
という理由で、行き先が決まるのに時間はかかりませんでした。
夫が長期で休めない
「年末年始の高い時期に行かなくても、平日に休みを取って行けば安く済むんじゃない?」
と思う方もいるでしょう。
しかし、当時夫が勤務していた職場は平日に休みが取りにくかったのです。
旅行するなら土日祝を絡めて有給1日取るのが限度。
これまで3泊4日で韓国や台湾、香港などは行きましたが、さすがに同様の日程となるとラスベガスは2泊しかできない。
というわけで、旅費の高さ度外視で気兼ねなく9連休になる機会を利用したのです。
札幌よりは暖かそう
札幌在住なので、冬に旅行するときは暖かいエリアを選ぶhaggy家。
ラスベガスも「暑くはないものの、札幌よりは暖かいだろう」ということで条件クリア。
ところがこの楽観的かつ危険な思想が、後々私を苦しめることになるとはこのとき思ってもみませんでした。
国内や他の国ではお店が営業していなそう
年末年始の旅行でネックになるのが、「お店営業しているか」問題。
「せっかくの年末年始なんだからダラダラすればいいじゃない?」と思うかもしれませんが、
当時の私は自宅ではダラダラするくせに、旅先でダラダラするのはもったいないと考えていました。
ラスベガスでは年末年始関係なく昼夜人で賑わっていて、お店も空いているという情報をGET。
「行くならラスベガスしかない!」という気持ちが強まったのです。
DJがたくさん来そう
EDM全盛期だった当時、私もAvicii、Swedish House Mafia、Hardwellなどをよく聞いて仕事へのモチベーションにしていました。
「年末年始はラスベガスでクラブのイベンドも多いのではないか?」と予想し調べてみたところ、
1日に好きなDJのイベントが複数あるほど。
特に12/29~31が大物揃いで、2年連続計6回楽しんだのでした。
年末年始、ラスベガス旅行記
実際にラスベガスを旅行したときの思い出を、下記の項目に分けて語ります。
ラスベガス旅行記
- カジノ
- ショー
- クラブ
- 買い物
- 海外セレブを見かける
- 観光
- 食事
カジノ
ラスベガスと言えばカジノを思い浮かべるのではないでしょうか。
ラスベガスにはストリップ(メイン通り)やダウンタウンなどのホテルにカジノがあります。
なにせ空港にもスロットマシンがあるくらい。
スロットやルーレット、バカラなど様々なゲームがありましたが、私たちは基本ルーレットを楽しんでいました。
結果は2年連続勝ち。
私はダメダメでしたが、夫がやってくれました。
コロコロ~っと賭けた数字にハマったときの胸アツな思いは忘れられません。
「マジで愛してる」と伝えたのを覚えていますが、きっと目には漫画のように$マークが浮かんでいたことでしょう。
特に2年目は、旅行の前半で自分のお小遣いを使い果たしそうな勢いだったので、当たったときはホッとしました。
注意ポイント
世界中どこのカジノにも当てはまりますが、カジノ内は撮影NGです
ショー
カジノだけで済まないのがラスベガス。
ラスベガスは各地でショーが開催されています。
歌手の長期公演やマジックショー、セクシーなショーなど、ジャンルも豊富。
歌手と言えば、かつてはブリトニー・スピアーズやセリーヌ・ディオンも長期で公演していましたね。
シルク・ドゥ・ソレイユもラスベガスの各地で様々な公演をしています。
私が楽しんだのは、ベラージオホテルでロングラン公演しているオー。
笑いもあって、随所に興奮要素が散りばめられていて、1時間半があっという間。
「まだ見ていたい」と思うほどでした。
クラブ
私にとってラスベガス旅行いちばんの目玉がクラブ。
今でこそ日本の音楽イベントに多くのDJが来日していますが、当時は日本に来るのが珍しかった頃。
すごく楽しみにしていました。
1年目はafrojack、Skrillex、Avicii。
2年目はSteve Angello、Hardwell、Sebastian Ingrosso。
今は亡きAviciiを生で見ることができたのは本当に良い思い出。
残念ながらafrojack、Avicii、Hardwellは上手く写真を撮れませんでしたが...。
しかしSteve Angelloのイベントでは奇跡が。
前座のDJがプレイ中に中庭のプールで一休みしていたところ、Steve Angelloご本人が登場。
そのとき夫にハイタッチをしてくれたのです。
ず、ズルい...。
そしてカッコよすぎた...。
そして2年目の大晦日のイベントはSebastian Ingrosso。
彼の大ファンで、この日のために赤いドレスを新調したほど(今となっては着れない)。
生のIngrossoを間近で見れたのは最っっっ高の思い出。
ヒールで踊って足が痛かったけど、そんなの忘れるくらい熱い夜でした。
ちなみに他の女性客は、クラブにいる間は超とんがったハイヒールを履き、クラブ以外では折りたためるペタンコのパンプスを履いていました。
やっぱり超とんがったハイヒールで、ずっとは歩けないよね。
ポイント
私はクラブで年を越しましたが、大晦日はラスベガスの街中でもカウントダウンの花火があがります。
12月31日は花火を見ようと夕方からストリップ沿いが激混みに。
花火を楽しみたい方も離れたところへ移動したい方も、早めに動くと良いでしょう。
買い物
ラスベガスと言えばショッピングも楽しみの1つ。
ホテルのショップにはハイブランドのお店がずら~っと並び豪華ですが、残念ながらハイブランドには縁がない私。
でもラスベガスはハイブランドだけではありません。
ちゃんとプチプラファッションもあります。
プラネット・ハリウッド内にあるMiracle Mile Shopsやファッションショーという名のショッピングモールには、私でも求めやすいブランドがそろっていました。
ラスベガスにはアウトレットモールもあるし、どこへ行ってもショッピングができ、困りませんでした。
ポイント
どのお店も12月31日は閉店時間が早かったです。
海外セレブを見かける
やっぱりラスベガス、さすがラスベガス。
旅行中、偶然海外セレブを2人目撃したのです。
1人目は元NBA選手のデニス・ロッドマン。
どこかのホテルかショッピングモールかをプラプラ歩いて観光していると、イベントで人だかりが。
なんだろうと近づくとデニス・ロッドマンのイベントでした。
ファンにサイン入りのバスケットボールを投げているところに居合わせたのです。
バスケが好きな夫は超超超感動していましたが、当時NBAをさほど知らなかった私にはどれほどスゴイのか響かず。
ところがその翌年あたりからNBAを見るようになり、すっかりNBAファンに。
サンフランシスコに試合を見に行っちゃうほどハマった私。
当時からNBAを好きだったらロッドマンを目撃した際、感動してチビッていたかもしれません。
2人目はマイケル・ジャクソンのお父さん。
画像引用元:NBC NEWS
Aviciiの大晦日カウントダウンイベントでXSというクラブにいたときのこと。
疲れ果ててしまった私は入り口付近で一休みしていました。
するとスーツを着たお付きの人に囲まれ、杖をつきながら歩くおじいさんが。
黒スーツに黒ロングコート、ハットを被り赤か白のマフラーをしていたと思います。
一目で大物だとわかる佇まい。
すぐにマイケルのお父様だと気づきましたが、
圧倒的なオーラを放っており、夫も私も凝視したまま動けず。
漫画のワンピースでいう覇気をくらったレベルの衝撃でした。
数年後に亡くなってしまいましたが、これまで出会った人の中であれほどオーラがある方はマイケルのお父様くらいです。
同じくXSで、韓国アイドルみたいな恰好をした5~6人の男性も見ました。
スタイルや身のこなしがアイドルっぽい。
直後そのうちの1人と目が合うと、「ゲッツ!」のポーズをしながらウィンクされました。
もしかしたらK-POP第3世代のアイドルだったかも?と密かに思っています。
でもアイドルがゲッツのポーズをするわけないよね
観光
旅行前は「カジノ、買い物、エンターテインメントショー以外で、観光できるような見どころはあるの?」と思っていました。
でもラスベガスには観光できる見どころがたくさん。
ラスベガス観光
- ホテルを楽しむ
- ダウンタウン
- グランドキャニオン
ホテルを楽しむ
ラスベガスのストリップ(メイン通り)沿いにはホテルが並んでおり、そのホテル毎にテーマがあります。
宿泊していないホテルでも出入りは自由で、どのホテルも中に入るとテーマをモチーフにした圧巻の装飾が素晴らしい。
最初にラスベガスへ行ったときは、
ストリップ沿いのほぼ全てのホテルをくまなく回りました
▼なぜかラスベガスなのにブロードウェイ
どのホテルも名所やフォトジェニックスポットがたくさんあり、さらにショッピングやレストランも。
あっという間に時間が過ぎていきます。
ホテル自体が観光スポット。
そして1つのホテルがかなり広く、隣のホテルまでの距離が長いので、日々歩きまくりでした。
ダウンタウン
もう一度ラスベガスへ行くなら再訪したいのがダウンタウン。
カジノ発祥地とあり、歴史的な魅力と活気に満ちたエリアです。
レトロな雰囲気を醸し出しつつ、LEDライトを使ったスクリーンショーなどド派手な演出も。
常に賑わっていて、楽しいエリアでした。
グランドキャニオン
ラスベガスから車で4~5時間ほどの距離にあるグランドキャニオン。
現地ツアーも多くあり、絶景に出会えます。
同じく車で4~5時間ほどで行けるアンテロープキャニオンも行っておきたいところ。
私はツアーでグランドキャニオンへ行きましたが、途中ルート66に関するグッズが売られているお店に立ち寄りました。
ラスベガスでは他にも「WELCOME TO Fabulous LAS VEGAS NEVADA」と書かれたラスベガスサインやストラトスフィアタワー、ハイローラー オブ ザ ベーションホイール(巨大観覧車)など楽しめるポイントはたくさん。
「何日いても回り切れないんじゃないか?」と不安になるくらい、日々飽きることなく楽しめます。
食事
正直なところ、食事は苦しみました。
ラスベガスで人気なのはホテルのビュッフェ。
(ブ)ランチとディナーがあり、宿泊客じゃなくても楽しめます。
私もホテルのビュッフェを一度は楽しみましたが、さすがに毎日は辛い。
かといってホテル内にある他のレストランは高い。
「このメニューでこの値段は割高な感じがするし、美味しそうなこの料理は食べたいけど高いよね~。
この料理にこの金額払うならカジノに費やしたいし...」
なんてレストラン選びをしていると、どのレストランにするか決められない。
カジノで当たってお金を手にしたときも、心から食べたいと思える料理に出会えませんでした。
旅の前半はマックやステーキなどを食べていましたが、そうなると旅の後半から無性にサラダが食べたくなる症状が。
「結局パスタとサラダが、旅行では一番無難でいいね」という結論になり、以降は海外旅行で食に困ったらパスタとサラダがあるお店を探すようになりました。
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ラスベガス旅行でやらかしたトラブル
楽しいことばかりではありません。
この章ではトラブル系を中心に思い出を語っていきます。
ラスベガス旅行のトラブル
- LAの空港が寒い
- ラスベガスも寒い
- 清掃されていない部屋を案内される
- 旅の前半でお小遣い使い果たす
- 夫、スマホ失くす
LAの空港が寒い
当時の私は「北海道に住んでいるんだから、北極とか極寒の地じゃない限り寒く感じることはないだろう」とかなり危険な思想を持っていました。
多少の寒さに対して「寒い」とは決して思いたくない、北海道民の謎のプライドがあったのかもしれません。
というわけで新千歳空港に着いた瞬間コートをスーツケースに入れ、ネルシャツ1枚着ただけの恰好に。
「あ~身軽になった!」と喜んでいましたが、トランジットのLAの空港で激しく後悔することに。
ラスベガス行きの便が遅れたこともあり、空港で長時間待つ羽目になりました。
初めはなんだか涼しいと感じる程度でしたが、時間が経つごとに寒さが蓄積され辛いと感じるように。
北海道の冬のように一気に寒さがガツンとくるのではなく、ジワジワと効いてくる感じでした。
そして暖房がついていないことに気づいたのです。
日本の感覚では暖房がついていてもおかしくないレベルだったのでカルチャーショック。
しかし周りを見ると皆ダウンを着ている。
そう、完全に私が悪いんです。
新千歳空港でスーツケースにしまいこんだコートさえ着ていれば、寒くはなかった。
そして一度寒いと思うと和らぐことはなく、対処法はホットドリンクを飲むだけ。
最初の数口は暖かいけど、だんだんカップで暖をとっている手によってホットドリンクは冷えていき、最後はコールドドリンクに。
私にとっては地獄の数時間でした。
ラスベガスも寒い
一応アメリカも冬だから寒いかもしれないと思い、出発前に日中の気温くらいは調べていました。
最高気温は15度前後、最低気温は3度前後...。
「よし、札幌より全然暖かいから寒く感じることはなさそう」とこれまた危険な思想。
実際日中はコートを着ると暑く感じることもありましたが、問題は夜。
クラブへ行く夜、コートを着ずに、テンションだけでカバーしようとしてホテルを出た私。
薄着で3度前後はかなりキツかった。
何が悪いって薄着で外へ出た私です。
清掃されていない部屋を案内される
これは私たちが悪いわけではないんですが、2年目の旅行のときのこと。
チェックインして部屋に入ると布団はグチャグチャ、床にはタオル、洗面所はビシャビシャ...。
「まさかラスベガスのストリップ沿いにあるホテルがそんなミスをするわけない」と頭にあったので、
「このホテルは汚いなぁ、ここに数日泊まるのか」と頭をよぎりましたが、いやいや待て待てと我に返り、
「これ清掃されてないよね?」と気づいたのです。
フロントに言ってお部屋を変えてもらいましたが、一瞬でも清掃されていない部屋を利用しようとした自分に驚きです。
旅の前半でお小遣い使い果たす
今は旅先でショッピングをすることはほとんどなくなりましたが、当時は「旅行=観光!買い物!」だった私。
札幌にはないブランドのお店もあったので、ハイブランドまではいかなくても気に入ったものは次々買いました。
「次ラスベガスにいつ行けるかわからないんだから買っちゃえ」
と悪魔が囁いたのです。
その結果、旅の前半でお小遣いをほぼ使い果たしてしまいました。
結局お金を使い果たした夜に夫がカジノで当ててくれたので、事なきを得ましたが、
「なぜもっと計画的に買い物をしないんだ!」と、あの頃の私に喝を入れたいです。
夫、スマホ失くす
今でも忘れない、舞台はアリアリゾート&カジノ。
ひとしきりアリアの中を楽しんだ後、次のホテルへ移動する前に1階トイレへ入った夫。
ホテルを出た後に「やべ!トイレにスマホ忘れた!」と言い出し慌てて戻るも、そこにスマホはありませんでした。
日本でもスマホを失くしたことがなく、人生初のスマホ紛失。
当時は海外SIMなどの概念がなく、無料WiFiでネットに繋いでいた頃。
相当慌てた私は無料WiFiのあるスポットに行けばいいものを、その場で契約している日本の会社のローミングを使い、海外でスマホを失くした際の対処法を調べました。
何とか対処したものの、帰国後けっこうな金額の通信料を請求されることに。
余談ですが数年後、友達とのフィリピンのボラカイ島旅行でスマホを失くし、その数か月後にはその友人がストックホルムでスマホを失いました。
おかげで海外でスマホ失くした際の対処法はばっちり心得ております。
参考海外旅行のトラブルは他人事ではない!?対処法と旅行前にすべきこと
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年末年始のラスベガス旅行、気になるお値段
2年連続で年末年始にラスベガスへ行きましたが、
1回目はベラージオホテルに7泊、2回目はルクソールホテルに4泊+LAで3泊という行程でした。
大体どちらも航空券+ホテルで1人40万前後。
さらに食費や交通費、カジノなどで1人15万程、これにショッピングで準備したお小遣いは15万程でした。
事前に予約したクラブのチケット、グランドキャニオンツアー代なども入れると総額80万円ほどかかっています。
まとめ
トラブルも経験しましたが(ほぼ自分たちが悪い)、ラスベガスは何事もド派手でスケールが大きく、ギラギラしていて心躍る旅行でした。
この記事を書いた今、またラスベガスに行きたくてウズウズしています。
年末年始にラスベガスへ旅行する方もいつかラスベガスへ行ってみたい方も、この記事が参考になれば幸いです。
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