こんにちは、haggyです。
今回は楽天プレミアムカードについて。
楽天カードの中でも上位に入るカードですが、実は旅行好きな方にメリットをもたらしてくれるカードなんです。
・ラウンジを利用したい
・少しでも旅行の質を上げたい
・旅行で不便な思いはしたくない
・1ランク上の旅行をしてみたい
年会費は税込み11,000円ですが、このような方に楽天プレミアムカードはおすすめです。
そんな私は楽天プレミアムカード歴5年以上。
実際に楽天プレミアムカードを持ったことで、旅行スタイルもだいぶ変わり、ちょっとした贅沢ができるようになりました。
楽天プレミアムカードを持つ前は、
「なんで年会費払ってまでゴールドカードを持つんだろう?」
なんて思ってました。
ある日、楽天プレミアムカードの特典を知り、即切り替えたんです。
今回は、楽天プレミアムカードは旅行でメリットがあるのかと、2023年11月に発表された改悪と言われる内容について解説していきます。
国内・海外問わず旅行が大好き。
楽天プレミアムカード・楽天モバイル・楽天トラベル・楽天銀行・楽天証券など、楽天生活圏で生きています。
楽天ダイヤモンド会員を何年もキープ。
貯まったポイントで毎月の楽天モバイルを支払うので0円。
楽天プレミアムカードは旅行でメリットある?
楽天プレミアムカードの旅行でのメリットは5つ。
楽天プレミアムカードの旅行でのメリット
- 国内や海外の空港ラウンジ(一部)が利用できる
- プライオリティ・パスでラウンジが利用できる
- 世界38拠点にトラベルデスクがある
- 旅行保険が充実している
- 旅行でポイントUP
それでは順番に解説していきますね。
①国内や海外の空港ラウンジ(一部)が利用できる
楽天プレミアムカードと当日の航空券(または半券)を提示することで、国内の主要空港のラウンジが無料で利用できます。
さらに、国内だけではなくハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも利用が可能。
家族カードをお持ちの方でも無料で利用できるんです。
そもそもラウンジって何ですか?
BARみたいな感じですか?
空港でのラウンジとは、主にフライトまでの間、乗客が快適に過ごせるように設けられた待合室のことです。
空港によってサービスが異なりますが、基本的には無料ドリンクの提供や無線LANの利用、電子機器の充電、新聞や雑誌の閲覧が可能。
ラウンジは、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」に分けられています。
それぞれの違いは・・・
「カードラウンジ」▶ゴールドやプラチナのクレジットカード会員が利用できるラウンジ。
「航空会社ラウンジ」▶各航空会社が設けているラウンジ。その航空会社のファーストクラスやビジネスクラスの乗客、航空会社のマイレージ上級会員が利用できる。
楽天プレミアムカードで利用できるラウンジはカードラウンジのことです。
航空会社ラウンジは楽天プレミアムカードを持っていても入れないので注意が必要です。
航空会社ラウンジはハードルが高いですが、カードラウンジは比較的ハードルが低いのがメリット。
空港の待合室で過ごしている時、次のような不便さを感じたことはありませんか。
・長時間座っていてお尻や腰が痛くなる
・スマホ充電したいのに、コンセント付近の椅子が埋まっていて充電できない。いざ充電しようとコンセントにさしても全然充電されない。
・周りが騒がしくて静かに過ごしたい
こうしたストレスを感じるのであれば、ラウンジを利用するのがおすすめです。
空港までの電車でもスマホをいじるし、乗る前も機内でもスマホを使っちゃう。
旅先で写真撮る前に充電なくなっちゃうのでは?と不安になることも。
毎回スマホ使用時間を考えながらいじっています。
充電したくても、充電できる席が埋まっていたりして中々充電できないことも。
ラウンジは比較的コンセント利用できる席もあるので、とてもありがたいです。
椅子(ソファ)も座り心地が良いので疲れにくいですし、割と静かに過ごせます。
さらに無料でソフトドリンク飲めるので、飲み物代も浮きます。
一度ラウンジでの時間を経験すると、空港へ行く度にラウンジを利用したくなります。
楽天プレミアムカードは回数の制限がないので気にせず利用できます。
②プライオリティ・パスでラウンジが利用できる
前章で、カードラウンジはゴールドやプラチナのクレジットカード会員が利用できるラウンジと説明しました。
それなら他者のカードでも良いのでは?
実は、楽天プレミアムカード会員の特典として、プライオリティ・パスの申し込みが無料でできるんです。
引用元:楽天プレミアムカード公式
プライオリティ・パスは、空港ラウンジが利用できる会員制のサービス。
世界148カ国、600を超える都市の1,400カ所以上のVIPラウンジが利用できるんです。
前章で紹介したカードラウンジよりもさらに豪華なラウンジが利用できます。
ラウンジを利用すると、無料でソフトドリンクが飲めるのはもちろんのこと、軽食も食べられます。
写真は私が実際に利用したスウェーデンのアーランダ国際空港。
スタイリッシュな空間で、サラダやパスタ等、数種類の食事がビュッフェ形式で並んでいました。
無料でお腹を満たせるのは嬉しいですね。
下の写真はシンガポール、チャンギ国際空港で利用したラウンジの軽食。
もちろんお代わり自由です。
魅力はこれだけではありません。
空港によっては、シャワーが利用できるラウンジも。
何度も乗り継ぎがあるフライトだと、24時間以上シャワーが浴びれないことも。
そんな時シャワーで髪や体を洗えたら、その後のフライトの心地よさが全っっっ然違うんです!!!
ちなみにプライオリティ・パスは、楽天プレミアムカードを持たずに申し込むこともできます。
参考までに、プライオリティ・パスを申し込む際のステータスと年会費を載せておきます。
スタンダード会員 | スタンダード・プラス会員 | プレステージ会員 | |
年会費 | US$99 | US$299 | US$469 |
ラウンジ利用料金 | US$32 | 10回まで無料で利用。以降US$32 | 全て無料 |
同伴者のラウンジ利用料金 | US$32 | US$32 | US$32 |
楽天プレミアムカードで申し込むプライオリティ・パスは、2024年12月31日までプレステージ会員と同等のサービスを受けることができるんです。
楽天プレミアムカードの年会費11,000円(税込)を支払うことで$469(2023/10/3のレートで70,505円)分の特典を得ることができるというわけです。
※2025年1月1日以降のラウンジは5回までの利用に制限予定
他にもプライオリティ・パスが付帯されているクレジットカード会社はいくつかあります。
しかし、楽天プレミアムカードは年会費が他社と比較しても安く、コスパが良いです。
残念ながら、家族カード会員はプライオリティ・パスの発行はできません。
プライオリティ・パスでラウンジを利用する場合、同伴者は3,300円の支払いが必要です。
しかし、国内・ハワイ・韓国の空港ラウンジは、プライオリティ・パスがなくても楽天プレミアムカードを提示することで無料で利用できます。
2025年1月1日以降、ラウンジを無料で利用できるのは年間5回までに変更予定
③世界44拠点にトラベルデスクがある
楽天プレミアムカード会員限定の特典で、海外の現地トラベルデスクで困った時にサポートが受けられます。
現地トラベルデスクは、ホノルル、シドニー、ニューヨーク、ソウル、バルセロナなど世界44拠点。
・楽天プレミアムカードを失くした
・パスポートを失くした
といったトラブルだけでなく、観光情報を教えてもらえたり、レストランやツアーの予約でも利用できるんです。
現地の言葉がわからなくても何とかなりそうですよね。
※サービス内容によっては手数料がかかる場合もあります。
④旅行保険が充実している
楽天プレミアムカードは国内・海外旅行の傷害保険が自動付帯されているので、安心して旅行ができます。
金額は下の表をそれぞれ参考にしてみてください。
国内旅行傷害保険
国内旅行の事故や、ホテル・旅館内での火災や事故などに対して補償されます。
傷害死亡保険金 | 5,000万円 |
傷害後遺障害保険金 | 最高5,000万円 |
入院保険金 | 1日5,000円 |
手術保険金 | ① 入院中に受けた手術 入院保険金日額× 10 ② 上記①以外の手術 入院保険金日額×5 |
通院保険金 | 1日3,000円 |
国内旅行傷害保険は、楽天カードや楽天ゴールドカードには付帯されないので、楽天プレミアムカードの特典と言えるでしょう。
海外旅行傷害保険
海外渡航中の病気や、持ち物が破損した際にも対応ができます。
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用 | 300万円 |
疾病治療費用 | 300万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
携行品損害 | 50万円 |
救援者費用 | 200万円 |
国内・海外旅行共に適用条件があるので、詳しくは楽天プレミアムカードのページをご覧ください。
⑤旅行でポイントUP
楽天プレミアムカードでは、あなたのライフスタイルに合わせて3つのコースから選ぶことができます。
その3つのコースがコチラ。
・楽天市場コース
・エンタメコース
・トラベルコース
簡単に説明すると、
楽天市場コースは、楽天市場の利用頻度が高い方にオススメ。
毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーに楽天市場で買い物をするとポイントが+1倍加算されるコースです。
そしてエンタメコースは、映画や読書が好きな方にオススメ。
Rakuten TVまたは楽天ブックスで楽天プレミアムカードを利用すると、ポイントが+1倍加算されます。
トラベルコースは、その名の通り旅行好きの方や出張が多い方にオススメ。
楽天トラベルでオンラインカード決済をすると、ポイントが+1倍加算されます。
引用元:楽天プレミアムカード公式
※楽天ポイント獲得には上限アリ
元々楽天プレミアムカードで楽天トラベルを利用すると、+2倍のポイントが加算されますが、トラベルコースを選ぶことで+3倍に。
しかもトラベルコースを選ぶと手荷物宅配サービスが年2回利用できます。
利用可能空港は、
・成田国際空港
・羽田空港国際線
・関西国際空港
・中部国際空港
自宅→空港、または空港→自宅を無料で手荷物を宅配してくれるんです。
荷物を軽くしたい時に便利ですよね。
旅行好きの方にはオススメのコースです。
楽天プレミアムカードの基本情報
この章では楽天プレミアムカードの基本情報をお伝えしていきます。
引用元:楽天プレミアムカード公式
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カード | 550円(税込) |
利用可能額 | 最高300万円 |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
ポイント還元率 | 1.0%(100円の利用につき1ポイント) |
申し込み条件 | 20歳以上で安定した収入がある |
ETC | 無料 |
電子マネー | 楽天Edy、QUICPay |
マイル交換 | 可(2ポイントにつきANA1マイルに交換) |
サービス | ・カード利用お知らせメール ・商品未着あんしん制度 ・ネット不正あんしん制度 |
その他、誕生月に楽天プレミアムカードで決済すると、ポイントが+6倍付与される特典があります。
楽天プレミアムカードのデメリット
この章では楽天プレミアムカードのデメリットを3つ紹介していきます。
楽天プレミアムカードのデメリット
- 実店舗で利用する時のポイント還元率が1%
- 旅行好きじゃない方にはメリットが少ない
- 航空会社の上級会員には向かない
順番に解説していきますね。
実店舗で利用する時のポイント還元率が1%
「実店舗で利用する時のポイント還元率が1%」
言い換えると、年会費無料の楽天カードと還元率はさほど変わらないということです。
ぶっちゃけライフスタイルによっては、他社のクレジットカードの方が高い還元を得られることもあります。
それでも私が楽天プレミアムカードを選んだ理由は、他社のゴールドカードに比べても年会費が安かったこと。
それでいてラウンジの利用やプライオリティ・パスが付いてくるのが大きな魅力でした。
それに楽天ポイントは使いやすいです。
楽天市場での買い物や楽天トラベルでポイントを利用するだけでなく、こんな使い道も。
楽天ポイントの使い道
- 楽天Payの支払い
- 楽天Edyにチャージ
- ANAマイルへ交換
- 楽天モバイルの支払いに充てる
- 楽天カードの支払いに充てる etc...
還元率はずば抜けて良いわけではないですが、使いやすさから満足しています。
旅行好きじゃない方にはメリットが少ない
旅行や出張に頻繁に行く方には、プライオリティ・パスやトラベルコースでのポイント還元などのメリットがもたらされます。
つまり、旅行や出張をあまりしない方にとっては、他社のクレジットカードと大差ありません。
私の場合は旅行が大好きで、少しでも快適に旅行がしたくて楽天プレミアムカードを選択しました。
「そんなに旅行しないよ。楽天市場もあまり利用しないよ。」
という方は、他社のクレジットカードでも変わらないかと思います。
航空会社の上級会員には向かない
旅行好きの方の中には、航空会社の上級会員のステータスをお持ちの方もいるでしょう。
上級会員になると保安検査の優先レーンがあったり、飛行機の優先搭乗など様々な特典を受けられます。
さらに、カードラウンジよりもさらにグレードの高い航空会社ラウンジを利用できるので、上級会員の方に楽天プレミアムカードは向きません。
航空会社の上級会員になるには、それなりの出費が必要です。
凡人の私には到底ムリ!
楽天プレミアムカードなら年会費11,000円(税込)で、いつもより1ランク上の旅行が可能になるわけです。
ところで機内などの移動時間におすすめなのが楽天マガジン。
お得に雑誌が読み放題!
情報収集ができるので日常がより楽しくなります。
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楽天プレミアムカード、改悪でどう変わるか?
2023年11月はじめ、楽天プレミアムカードユーザーを震撼させる改悪発表がありました。
中には
「史上最大の改悪」
と言う人も。
改悪される点は次の通りです。
・SPUの特典内容変更
・プライオリティ・パスの利用制限
特に楽天プレミアムカードを持っていることで与えられていたメリットがガクッと落ちたのです。
順番に見ていきましょう。
SPUの特典内容変更
ざっくり言うと、今までよりも付与されるポイントが減るという点。
いちばんダメージが大きかったのがこちら。
どういうことかと言うと、
これまでは楽天市場での買い物時に楽天プレミアムカードで決済するとポイントが+2倍。
変更後は楽天カード保有特典の+1倍のみに。
つづいて獲得上限ポイントも変更に。
これまでは、楽天市場での買い物時に楽天プレミアムカードで決済したときの獲得上限ポイントは15,000ptでした。
変更後は15,000pt ▶ 5,000ptに。
楽天市場で買い物をたくさんする方にとっては、楽天プレミアムカードの恩恵がかなりダウン。
獲得ポイントが減ってしまいます。
楽天トラベルの獲得ポイントにも変化が。
※楽天プレミアムカード保有関係無し
これまでは会員ごとに上限ポイントが決められており、ランクが高いと多くもらえていました。
しかし変更後は一律1,000ptに。
デメリットばかりではありません。
楽天モバイルユーザーにメリットがあるように設定されています。
※楽天プレミアムカード保有関係無し
そんな私も楽天モバイルユーザー。
楽天モバイルも旅行好きな人にメリット大なので、詳しくはこちらをご覧ください。
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プライオリティ・パスの利用制限
ポイントの獲得よりも何よりも私を落ち込ませたのがプライオリティ・パスの利用制限。
現在は世界148カ国、600を超える都市の1,400カ所以上のVIPラウンジが、回数制限なく使えます。
しかし、2025年1月1日からラウンジの利用は「年5回まで無料」に変わります。
メールを見ると、
「海外ラウンジ利用年間5回まで無料」
と書かれています。
ということは国内でプライオリティ・パスが使えるラウンジや飲食店は1回にカウントされないってことですか?
これまで通り使い放題ですか?
私も気になって、2023年11月24日に楽天プレミアムカードデスクに問い合わせしました。
残念ながら、国内・海外含めて5回までだそうです。
国内でプライオリティ・パスが使える空港や施設はこちら。
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とはいえ、他のカードにしようと思っても、
年会費や利用条件を比べると楽天プレミアムカードを超えるカードがないのが現状。
あっても年会費が高かったり、インビテーション(招待制)カードだったり・・・。
現時点では年会費とサービス内容の観点から、海外旅行に強いカードと言えます。
単純に計算すると、
行き帰りの空港でプライオリティ・パスを利用するなら2.5回の海外旅行で使えます。
年に何度も海外へ行く方にとっては痛いですが、年2~3回の頻度で海外へ行く方はこれまでとさほど変わらず使えます。
年5回は無料でプライオリティ・パスが使えるのだし、国内では楽天プレミアムカードでラウンジは利用できるので、
個人的にもまだ楽天カードは手放さずにいようかなと考えています。
まとめ
今回は、楽天プレミアムカードで1ランク上の旅行が可能になる5つの理由を解説してきました。
内容をまとめましょう。
楽天プレミアムカードで1ランク上の旅行が可能になる5つの理由
- 国内や海外の空港ラウンジ(一部)が利用できる
- プライオリティ・パスでラウンジが利用できる
- 世界38拠点にトラベルデスクがある
- 海外旅行保険が充実している
- 旅行でポイントUP
この中でも私は
「ラウンジが利用できる」
という利便性を感じて、楽天プレミアムカードに決めました。
実際にこれまでの旅行より何倍も快適に旅行ができるようになっています。
そして、楽天プレミアムカードのデメリット/楽天プレミアムカードが向かない方はコチラ。
楽天プレミアムカードのデメリット
- 実店舗で利用する時のポイント還元率が1%
- 旅行好きじゃない方にはメリットが少ない
- 航空会社の上級会員には向かない
旅行が好きならメリットの多いカードなので、個人的にはおすすめです。
ぜひ現地での滞在だけではなく、空港でも快適な時間をお過ごしください。
旅行好きには楽天モバイルがおすすめ。
その理由については、こちらの記事をご覧ください。
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