こんにちは、haggyです。
憧れの海外留学。
しかし、いざ日本を離れて生活してみるとホームシックになる方も多いです。
留学が楽しいと思えた私もホームシックになったことがありました。
無事乗り越えたけどあのときは辛かった・・・。
そこで今回は私や友人のエピソードも交え、ホームシックになった理由と乗り越えた方法をお伝えします。
・これから留学予定でホームシックが心配な方
・現在留学していて気分が下降気味の方
ぜひ参考にしてみてください。
国内・海外問わず旅行が大好き。
原点は2度のオーストラリア留学。
知らない土地で異文化に触れ、学べたことが価値観を大きく変えてくれました。
留学を通じて得た体験をシェアしたくて記事を書いています。
留学中ホームシックになった理由
私の場合、留学してすぐにホームシックになりました。
比較的早く回復した方ですが、ホームシックになった理由は3つ。
ホームシックになった理由
- 授業についていけない
- 仲の良い友人ができない
- 日本にいる友人や彼氏に会いたい
- 環境になじめない
- ホストファミリーとの生活が合わない
後半2つは友人の経験談です。
では順番に見ていきましょう。
授業についていけない
クラスでは日本人はただ1人で、8割がスイス人でした。
積極的にスラスラ話すスイス人達に合わせて授業が進められ、まったくついていけなかったのです。
何を言っているかわからなかったし、理解した頃には2歩先を進んでいる。
すっかり気後れしてしまいました。
初日から委縮してしまい、自信喪失。
日が経つと慣れるかと思いきや、全く慣れずに不安は募る一方。
「せっかく海外に来たのに私は何をやっているんだろう。」
と焦りつつ、何もできずにいる日が続きました。
やがて「日本に帰りたい」と思うように。
学校のカウンセラーにクラス変更は可能か相談すると、
「クラスを変えることもできるけど、それだとあなたにとっては簡単すぎて身にならないと思う。
来週から日本人の留学生がクラスに混ざる予定だからもう少し頑張ってみて。」
と言われました。
予告通り田中君という日本人留学生がクラスに合流。
田中君もはじめは気後れしていましたが、
「2人とも必ず1授業で最低1回は自ら発言していこう!」
など日々のテーマを自分たちに課したことで意識がガラッと変わりました。
今思うと、あの時の私は積極性が足りませんでした。
留学の目標をしっかりと思い出していたら、委縮することなく果敢に授業に臨めていたと思います。
仲の良い友人ができない
学校には多くの日本人留学生がいましたが、はじめのうちは仲の良い友人がいなく寂しい思いをしました。
というのも一緒にランチをしていた子の一人が性格激キツで、終始周りの人の悪口を言いまくる子。
日が経つにつれ
「またあの子とご飯食べるのか。嫌だな。」
と思っていくように。
寂しくなっては日本にいる友達のことを思い出し落ち込むようになりました。
ところが事態は思わぬ方向に。
ある日のこと、学校内で高校の同級生に遭遇。
遠く離れたオーストラリアでバッタリ会ったのです。
お互い驚きと探り探りの表情をしながら・・・
私:あれ、〇〇さんだよね?
同級生:そう、haggyだよね?
2人:キャー!!!うそー!!!びっくり-!!!!!
思わぬ再会のお陰で、自然と性格がキツい子から離れることができたのです。
前章で紹介した田中君も交えて週末アクティビティに参加するくらい楽しめました。
日本にいる友人や彼氏に会いたい
「勉強についていけない」・「仲の良い友人ができない」のWパンチを食らい、激しく落ち込んでいたときは何もかもうまくいかないとマイナス思考に。
日本にいる友人や彼氏に会いたくてたまりませんでした。
彼氏と付き合い始めて間もない頃に留学をしたので、不安も。
あまりに辛くて「もう帰りたい~!会いたい~!」と泣きながら電話をしたのを覚えています。
彼氏は日本で友達と遊んで満喫していたようですが・・・。
その後すぐにホームシックを乗り越えたので、今思うと帰らなくて本当に良かったです。
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環境になじめない
これは友人の経験談。
日本での生活に慣れすぎて、気候や英語ばかりのお店やレストラン、外国人がたくさんいる環境になじめず苦しんでいました。
ご飯に誘うとその時は楽しんでいましたが、ホームステイ先の家で夜を一人で過ごすと寂しさが襲ってきます。
そのうち学校の授業も辛いと思うようになり、学校のカフェテリアで泣いていました。
家族に電話して少し落ち着いたのと、週末に離島の1日ツアーに参加したのが転機に。
帰国間際には、「帰りたくない」と泣くほど元気を取り戻していました。
ホストファミリーとの生活が合わない
これも友人の経験談。
ホストファミリーはとても良い人でしたが、気を遣う生活に疲れていました。
・「友達と夜ご飯を食べるから夕飯は要らない」と連絡するのが嫌
・シャワーを使っていい時間が決まっていたのも窮屈
・疲れて部屋でダラダラしたいけど、心配かけるのが嫌で無理矢理リビングでホストファミリーと会話
これまで家族に気を遣わず生活していたのが、他人の家で暮らすことで居心地の悪さを感じたのです。
ホームステイ先を出て年齢の近い友人とシェアハウスに住み始め、楽になったと言っていました。
私が留学していたオーストラリアで気をつけることをまとめた記事もあります。
オーストラリア留学を考えている方は参考にしてみてくださいね。
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ホームシックの症状
ホームシックで辛かったとき、どんな症状が出たかを紹介していきます。
ホームシックの症状
- とにかく日本に帰りたい
- 日本のニュースや歌、映画に触れて日本を懐かしむ
- 涙が出てくる
- 孤独感
- 学校へ行きたくない
- 友達のSNSを見てその場にいないことに落ち込む
順番に見ていきましょう。
とにかく日本に帰りたい
授業についていけない・仲の良い友人ができないことから、留学したての頃はとにかく日本に帰りたかったです。
友達や家族と気軽に会って楽しむ日本の生活が恋しくてたまりませんでした。
「憧れの海外生活をしている」ことをすっかり忘れ、辛いことばかりを考えていました。
日本のニュースや歌、映画に触れて日本を懐かしむ
日本に帰りたいけど帰れない。
そんなとき、少しでも日本を感じたくて日本のニュースをチェックしまくっていました。
そして、歌や映画を観て遠く離れた日本に思いをはせていたのです。
「あぁ、やっぱり日本って最高!」
と思いながら泣いていました。
ところで日本の歌や映画を観るならHolafly(オラフライ)のeSIMがおすすめ。
データ通信が無制限で使えるエリアが100以上あるので、留学先でストレスなく使えます。
バスを待っている間に日本の動画を観て日本を近くに感じてくださいね。
HolaflyのeSIMのメリット・デメリット・口コミについてはこちらの記事をご覧ください。
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涙が出てくる
ホームシックがいちばん酷かったときは、わけもなく涙が出てきました。
それまで理由もなく涙が出る経験がなかったので、はじめは
「本当にわけもなく涙が出ることってあるんだ~」
と心の中で冷静にささやいていたのを覚えています。
やがて涙が出たことで次第に悲しさが増し、飽きるまで泣きました。
わんわん泣いたことで、少し落ち着きを取り戻しました。
孤独感
仲の良い友人がいなかったときは孤独感でいっぱいでした。
出発前は「日本人以外にも国籍問わず仲の良い友人がたくさんでき、勉強も遊びも充実した生活が送れる」と思っていた私。
理想と現実のギャップに苦しみ、寂しさを感じていたのです。
実際には日本人だけでなく、スイス人やブラジル人など仲の良い友達ができるんですが、それまでは苦しかったです。
学校へ行きたくない
ホームシックの原因は学校だったので
・今日もわけのわからない授業を受けるのか
・今日もあのキツイ子の悪口を聞かないといけないのか
と、学校へ行きたくないと思うように。
「1日くらい休んでもいいかな。」
とも考えましたが、ホームステイ先のホストマザーはシングルマザーで好きな仕事をバリバリこなす方。
毎日張り切って仕事の支度をしている姿に刺激を受け、結局学校は皆勤賞でした。
友達のSNSを見てその場にいないことに落ち込む
日本にいる友達が集まって飲み会をしている写真をSNSで見たときに、
「留学していなかったらその飲み会にいたのに・・・」
と落ち込みました。
友達にそのことを言ったら
「いやいや、海外で新しい友達と楽しめる環境にいるhaggyの方が羨ましいわ!
あの飲み会以外はバイトと授業と課題の繰り返しだからね!」
と目の覚めるツッコミが。
確かに日本にいたら変化がない。
「今いる環境を楽しまないともったいないのでは?」
と思うように。
ところで「留学中にスマホでSNSをチェックするにはどうすればいいんだろう?」と思った方。
留学中のインターネットについては下の記事を参考にしてみてください。
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ホームシックを乗り越えるために実践したこと
この章ではホームシックを乗り越えるために実践したことがこちら。
乗り越えるために実践したこと
- 勉強に集中
- 学校のイベントに積極的に参加
- 「せっかくの経験だし楽しもう!」と気持ちを切り替える
- 休日は観光
- 日本にいる友人や彼氏に連絡をし、一人じゃないことを実感する
- 日本の歌を聴く
- 留学中にやりたいことリストを作る
- ホームステイをやめてシェアハウスに切り替える
- 長期滞在者は一時帰国する
友人のエピソードも交えながら紹介していきますね。
勉強に集中
「授業についていけないままだと留学生活がずっと辛い!」
と気持ちを切り替え、勉強に専念しました。
クラスに合流した田中くんと積極性を持つことを約束し合い、放課後も家でもとにかく予習・復習。
授業中に先生が言っていた難しい言葉をノートに殴り書きし、辞書で調べまくることもしていました。
やがて授業についていけるように。
理解していくことで、学校の授業の辛さが和らぎ
「日本に帰らなくてもいいかも。もっと頑張りたい。」
と思えるようになってきたのです。
言葉の壁を乗り越えると、日常生活の不便さも軽減されていきます。
友人の場合、言葉の壁を乗り越えてからはマッチングアプリで友達や恋人作りにも挑戦していました。
学校のイベントに積極的に参加
一人で家にいると考え事をし、思考がどんどんマイナスになっていくのでとにかく外に出るようにしていました。
学校では定期的にBBQパーティーや言語交換会が開催され、他の生徒と交流を持つ機会がたくさんあります。
気の合う友人ができなかったとき、積極的に参加しました。
日本人の友人もできたし、普段あまり話す機会がなかったクラスメイトと交流できたのもホームシック解消に役立ったのです。
仲良くなったスイス人の子とは、放課後にカフェでおしゃべりする仲に。
・恋愛の話
・母国での暮らし
・スイスの物価の話(マックのセットが1,500円する等)
・おすすめのナイトクラブ
など、様々な話を聞けました。
おすすめのナイトクラブの話で、
「あのクラブは足の臭いがする。」
と言われたときは爆笑したのを覚えています。
ホームシック解消にもなりましたし、
「もっと色んな国へ行き世界を見て回りたい!」
と目標を持てるように。
「せっかくの経験だし楽しもう!」と気持ちを切り替える
「全てを投げ捨てて帰国したい!」
と思うようになってきた頃、帰国したらどういう生活が待ち受けているのかを想像しました。
・学校とバイトと家の往復
・「やりたくない。でもやらないと単位取れない」とブツブツ言いながらこなす課題
・北海道の雪や寒さに耐えながら移動
毎日同じことの繰り返しに刺激が欲しくて留学したはず。
きっと帰国しても戻りたいと思うのではないかと思えてきたのです。
「せっかく日常から離れて刺激的な経験をしているんだから楽しもう!」
と気持ちを切り替えることで少し前向きになれました。
休日は観光
学校のイベントに参加するのと同様、休日も家でふさぎ込むのも良くないと考え外に出るようにしました。
一人でも行きましたし、友達と観光地へ行くことで気が紛れ、海外での生活が楽しめるように。
SNSで人気のカフェに一人で行くという楽しみも。
カフェで自己啓発本を読むとモチベーションもアップします。
私が留学したオーストラリアは都会と自然がバランス良くあり過ごしやすい国でした。
オーストラリア留学のメリット・デメリットを書いた記事もあるので、これから留学先を決める方は参考にしてみてくださいね。
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日本にいる友人や彼氏に連絡をし、一人じゃないことを実感する
仲が良い友人がいなかったことで孤独を感じていた頃、日本にいる友人に連絡をしました。
「帰ったら〇〇しようね!無事に帰ってくるの待ってるからね!」
と言われ、「離れていても大丈夫、待っていてくれる人がいる!」と密かに励まされました。
友人の場合、泣きながら両親に電話し
「どうしても辛くなったら迎えに行くよ」
と言ってもらえたことで落ち着きを取り戻していました。
以降、「あのとき泣いていたのは何だったんだ?」と笑えるくらい、留学生活を楽しんでいたのは今も笑い話になっています。
日本の歌を聴く
ホームシックど真ん中のときは日本の歌を聴いてさらに落ち込んでいましたが、少し気持ちを強く持ったときには励まされました。
私の場合は、湘南乃風の「応援歌」を聴いて頑張ろうと思えたのです。
歌のタイトル通り、応援されているような気持ちになれました。
今でも「応援歌」を聴くと、留学時代の感情が蘇ってきます。
留学中にやりたいことリストを作る
少し前向きになってきた頃、留学生活を充実したものにするためにやりたいことリストを書き出しました。
・行きたい観光地
・行きたいお店
・食べたいもの
の他、勉強面での目標も。
その目標達成に向けてしなければいけないこともリストアップ。
たくさん書き出したリストを見て、
「悩んで1日を無駄にするのはもったいない。」
と前向きに。
前向きな気持ちになったところで、帰国後もモチベーションを維持できるよう頑張りたいことをリストアップ。
「ただ帰りたい。」ではなく、「日本でもパワーアップするために〇〇を頑張るんだ。」と意識が変わっていきました。
ホームステイをやめてシェアハウスに切り替える
これはホームステイ先で気疲れし、ホームシックになった友人の話。
家を出ようと思っていることを周囲に伝えたら、
「ちょうど1部屋空きができたから住まないか」
と誘われシェアハウスに切り替えました。
こうして日本人、韓国人、台湾人との共同生活がスタート。
異なる国の人同士が集まってうまくいくのか心配でしたが、年齢が近いこともありうまくいったそうな。
祖国で食べている家庭料理を交代で作るなど、楽しんでいました。
長期滞在者は一時帰国する
長期で留学している方は一時帰国をするのもホームシック解消の1つの手。
帰国したらやりたいことをリストアップし、それを楽しみに過ごすと留学生活も頑張れます。
問題は日本から留学先に戻るとき。
日本で楽しくパワーチャージして「また海外で頑張ろう」と思える方もいれば、日本が楽しすぎて海外に戻りたくない方の2パターンがあります。
友人は後者でしたが、
・一時帰国という限られた期間だから、予定を詰め込んで充実していただけ
・本格的に帰国し日本での日常に戻ったら、「つまらない」と思う日々が多くなるはず
と考え、留学生活を楽しむようにしていました。
逆効果だったホームシック対処法
この章では私にとって逆効果だったホームシック対処法を共有します。
それは、みそ汁を飲むことでした。
私とにかくみそ汁が大好きで、自宅にいるときは毎日欠かさず飲む人。
ホームシック中に
「みそ汁を飲んで元気を出そう!」
と日本から持参したインスタントの味噌汁をすすったところ、より日本での生活が恋しくなり帰りたい思いが加速。
・焼き魚定食が食べたい
・お母さんの手作りコロッケが食べたい
・回転寿司でお寿司をたらふく食べたい
・大好きなお店の味噌ラーメンが食べたい
・スープカレーが食べたい
・刺身と日本酒 / おでんと日本酒でちびちび飲みたい
・友達と飲み ▷ カラオケのはしごしたい
・彼氏とドライブデートしたい
・自宅のお風呂で長風呂したい
・自宅のソファでゴロゴロしながら映画を観たい
と、次々と海外ではできないことをしたくなってきたのです(大半が飲食なのは突っ込まないでください)
そしてそれが叶わないという現実を目の当たりにし、日本の歌や映画に触れて落ち込む以上に涙がドバドバ出てきました。
ちなみに・・・
日本からカップラーメンを持って行き、ホテルの部屋で食べようかと思う方もいるでしょう。
カップラーメンは持ち込みに注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考海外旅行にカップラーメンを持ち込む際の注意点。そもそも本当に必要?
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留学前のホームシック対策
ホームシックにならないようにするため、留学前にやっておくことをご紹介。
「これらを実践したから絶対ホームシックにならない」というわけではないですが、私の経験からやっておいて良かった・やっておけば良かったというものを共有します。
留学前のホームシック対策
- 留学での達成目標を決める
- 自分の意見を持つようにする
- 言いたいことを英語で伝えられるよう練習する
順番に説明しますね。
留学での達成目標を決める
・TOEIC〇〇点以上の英語力を身に付ける
・専門学校で観光学を学ぶ
・語学学校で英語力を身に付けた後に大学や専門学校に進学して卒業する
など、留学での達成目標を決めてみてください。
目標を持つことで、ホームシックになった際に原点回帰できます。
例えば、
そもそもなんで留学したんだっけ?
▽
将来英語を使った仕事をしたいからで、それには英語力が必要だからだったな
▽
少しは英語が身についたけど、今日本に帰国したら夢が遠のいてしまうな
夢を諦めていいのかな
▽
いや、やっぱり諦められない
ここが踏ん張りどきだからもう少し頑張ってみよう
という思考で頑張ろうと思えてくるからです。
「海外に憧れているから留学しようかな。」
という理由で決めた方(私です)も、留学を通じて最終的にどうなりたいかを考えてみましょう。
・日本語字幕なしで映画が観れるようになる
・英語でスラスラ会話ができるようになる
・留学先の文化や慣習を学んで、その国に詳しくなる
など、あなたの価値観や好きなことを掘り下げて目標を決めてみてくださいね。
自分の意見を持つようにする
授業についていけずホームシックになったのは、積極性の無さと自分の意見を臆することなく発言できなかったからでもあります。
恥ずかしながら、留学するまではあまり自分の意見を持っていませんでした。
物事に関して深く考えることをせず、ただ
「楽しい」「嬉しい」「ムカつく」
という一言の感情の赴くままに生きてきたのです。
留学先の授業を受けて自分は「いかに自分は何にも考えずに生きてきたのか」と気付かされました。
「〇〇についてどう思うか?」という先生からの問いにも、他国から来た留学生は皆自分の意見を堂々と言える。
私の場合はどう思うか聞かれても「いいんじゃないかな」という一言の答えしか見つけられませんでした。
なぜ「いい」と思ったのかを掘り下げようにも言葉が思い浮かばなかったのです。
2人1組になって意見交換をしたときのこと。
日頃からかっこいいと思っていたトルコ人とペアに。
喜んだのもつかの間、
一生懸命自分の意見を伝える彼に対し、私は全く自分の意見が言えずに恥ずかしい思いをしました。
このような恥ずかしい経験が続き、
「私これまで何を考えて生きてきたんだろう。」
と反省し、変わるキッカケになりました。
日頃から自分の意見を持つように心がけてみましょう。
私が行った方法は感情の深掘りでした。
例えば、
ニュースを見てどう思ったかを心の中で問いかけてみる
▽
悲しいと思った
▽
なぜ悲しいのか
▽
〇〇だから
▽
〇〇だとなぜいけないのか?
・・・
というように「なぜ?なぜ?」と問いかけていくのです。
同様に本や映画を観て感想を深掘りする方法も効果的です。
日常生活で「嬉しい」「悲しい」「ムカつく」「ヤバい」と感じたときも
「なぜ今そう感じたのか」
を掘り下げていくと良いです。
次第に意識しなくても自然に自分の意見が持てるようになります。
この方法は自分の意見が持てるだけでなく、自分の感情と向き合うにも効果的でした。
言いたいことを英語で伝えられるよう練習する
学校の授業だけでなく、ホストファミリーとの会話やレストラン、買い物でも英語(留学先の言語)は必須。
伝えたいのに英語が中々出て来ず歯がゆい思いをすることもあるでしょう。
日本ではおしゃべりなキャラが、留学先では静かなキャラになることは多々あります。
例えばレストランで注文するときのことを想像してみてください。
パクチーを抜いてほしいのに、英語が出てこない。
結局店員に伝えられずパクチーがこんもり入った料理が出てくる。
我慢して食べる。
言いたいことが言葉にできないとストレスですよね。
それが積み重なるとホームシックに。
日本にいるうちから言いたいことを英語で伝えられるよう練習してみてください。
思ったことを英語に変換して声に出すことで話せるようなってきます。
例えば、
「お腹すいたな。今日のランチは何にしよう。」
と思ったら、同時に英語に変換して声に出してみてください。
完璧じゃなくてもいいんです。
文法がぐちゃぐちゃでも伝わるものです。
言葉にする練習をしてみましょう。
これから留学をする方は、留学の持ち物についての記事も参考にしてみてくださいね。
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まとめ
今回は私や友人のホームシック経験談と乗り越えた方法を紹介してきました。
ホームシック中は辛くて帰国したくなりましたが、挫折とホームシックを経験したからこそ留学して良かったと今でも思っています。
留学生活中に経験した出来事や見聞きしたものは、社会人経験でも役に立っています。
ホームシックを乗り越えて素敵な留学生活が送れますように。
日本の歌や映画を観る際や、日本の友達とビデオ通話をする際にはデータ通信が無制限で使えるHolafly(オラフライ)のeSIMが便利。
特に映画や動画を視聴する際にWi-Fiスポットを探さなくてもいいので、バスを待っている間にも日本を感じることができます。
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▼読んでいただきありがとうございます