こんにちは、haggyです。
シドニー旅行を計画中で、日本のPASMOのような交通系カードをお探しの方。
シドニーには「オパール(Opal)カード」があります。
今回は
・オパールカードがどんなものなのか
・持っているとどんなメリットがあるのか
・使い方
などを解説。
実際にシドニー旅行で使ったので、そのときの写真も載せながら紹介していきますね。
国内・海外問わず旅行が大好き。
特にオーストラリアは留学や旅行で3都市を、数週間単位滞在しました!
留学や旅行を通じて得た体験をシェアしたくて記事を書いています。
この記事でわかること
シドニーを観光するならオパール(Opal)カードが便利!
まずはオパールカードについて、下の4つに分けて解説していきますね。
オパールカード
- オパール(Opal)カードとは?
- オパール(Opal)カードが使える交通機関
- オパール(Opal)カードの料金
- オパール(Opal)カードの入手場所
オパール(Opal)カードとは?
オパールカードはシドニーがあるニューサウスウェールズ州で使えるチャージ式の交通系ICカード。
日本でいうSuicaやPASMOのオーストラリアバージョンというイメージです。
日本の交通系ICカードと大きく異なる点は、
買い物には使えない
という点。
あくまで公共交通機関で使えるカードですが、シドニーの公共交通機関は全て網羅されています。
オパール(Opal)カードが使える交通機関
シドニーには電車、地下鉄、バス、フェリー、ライトレール(路面電車)と幅広い移動手段があります。
オパールカードはこれらの移動手段すべてで利用可能。
「この路線は会社が違うから使えない」ということはないので安心して使えます。
オパール(Opal)カードの料金
オパールカード自体は無料です。
しかしコンビニなどでカードをもらう際、あらかじめチャージする金額を支払うことになります。
「カードをもらって後から駅でチャージ」など、カードだけもらうことはできませんのでご注意を。
オパール(Opal)カードの入手場所
ネットでのオンライン購入や、電話で購入する方法もありますが、
コンビニなどで買うのがいちばん手軽。
提携のコンビニ(セブンイレブンなど幅広く網羅されている)、NEWSAGENCY、ColesやWoolworthsなどのスーパーで購入ができます。
▼サーキュラーキーのNEWSAGENCY
悩んだらオパールカードはあるか店員さんに尋ねると、あるorなしをすぐに答えてくれます。
オパール(Opal)カードの嬉しい特典
オパールカードは、使った分だけ規定の運賃が引かれるわけではなく、利用金額や時間によって様々な割引が受けられます。
それがこちら。
オパールカード特典
- 1日の運賃支払いに上限あり
- かかる運賃は1週間で最大50ドル
- オフピークの時間帯は運賃30%OFF
- 1時間以内の乗り換えで割引
1日の運賃支払いに上限あり
オパールカードはたくさん使い過ぎでも安心。
1日の運賃支払いに次のような条件があります。
【月曜~木曜】
・大人:18.70ドル
・子供や学割利用者:9.35ドル
・シニアや年金受給者:2.50ドル
【金~日曜、祝日】
・大人:9.35ドル
・子供や学割利用者:4.65ドル
・シニアや年金受給者:2.50ドル
お出かけが多くなる週末の方がお得に使えるのは嬉しいですね。
かかる運賃は1週間で最大50ドル
1日の運賃支払いに上限があるのと同様、1週間単位で上限も設定されています。
・大人:50ドル
・子供や学割利用者:25ドル
・シニアや年金受給者:17.50ドル
期間は月曜から日曜まで。
翌月曜日になるとリセットされます。
オフピークの時間帯は運賃30%OFF
混み合う時間帯を避けて乗車すると、運賃が30%OFFになります。
【混み合う時間帯】
・地下鉄、電車、バス、ライトレール→AM6:30~AM10:00、PM3:00~PM7:00
・都市間列車→AM6:00~10:00、PM3:00~PM7:00
※フェリーは割引対象外
とはいえ旅行のときは時間が限られるため、気にしない方が良いでしょう。
1時間以内の乗り換えで割引
降車してから地下鉄、電車、フェリー、バス、またはライトレールに乗り換えると、2 ドルの割引を受けられます。
※子供や学割利用者、シニア、年金受給者は 1 ドルの割引
このように様々な割引があるのが魅力ですが旅行者兼ズボラである私は、正直割引を意識して利用はしていませんでした。
上の画像のように、アプリで利用履歴を見て「あ、割引されてる。ラッキー!」と気づいていました。
オパール(Opal)カード、実際に購入してみた
私が購入したのは、シドニー空港の国際線出口を出てすぐ左にあるコンビニ。
電車乗り場へ向かう途中にあるWHSmithというコンビニです。
パッと見てオパールカードを取り扱っているかわからなかったので、店員さんに
「オパールカードはありますか?」
と聞いてみました。
「あるよ」と言われ、
「20ドル、40ドル、60ドル、80ドル」と書かれた紙と共にチャージ額を聞かれました。
そう、カード自体は無料ですが先ほども書いたとおり、あらかじめチャージ金額を支払わなければいけません。
20ドルを指定し、クレジットカードで支払い。
あとは店員さんがチャージしてくれるので、私は何もせず済みました。
ところが、20ドルだと電車に乗る改札でエラーになってしまったのです。
なぜなら空港からの移動は最低20ドル以上かかるから。
結局駅の改札近くの機械で再度チャージすることになるので、空港から電車で移動する方は最低40ドルからチャージしましょう。
オパール(Opal)カード、チャージ方法
オパールカードのチャージ方法は主に次の4つです。
チャージ方法
- お店でチャージ
- 駅の機械でチャージ
- アプリからクレジットカードでチャージ
- 自動入金もできる
なおシドニーではオパールカードへのチャージを「トップアップ(Top Up)」と言いますが、この記事ではチャージに統一します。
シドニーへ着いたら「Top Up」に切り替えましょう。
①お店でチャージ
コンビニなどオパールカードを取り扱っているお店でチャージできます。
10ドル、20ドル、40ドル~120ドルなどまとまった金額でのチャージになります。
②駅の機械でチャージ
駅の改札近くにある機械でチャージも可能。
お店でチャージするのと同様、まとまった金額でのチャージになります。
③アプリからクレジットカードでチャージ
私が最も簡単に感じたのが、この方法。
まずは「Opal Travelアプリ」をダウンロードし、カードを登録しておきましょう。
カードを登録することで、チャージ以外にも利用履歴の確認ができます。
10ドル、15ドル、20ドル、40ドル、60ドルから選べます。
クレジットカード情報を入力すると簡単にチャージできますが、機械とは異なりチャージまでに15分ほどタイムラグが生じます。
▼クレジットカードでチャージが完了した際に表示された画面
時間に余裕をもってチャージするとよいでしょう。
④自動入金もできる
Opal Travelアプリでは残高が10ドルを切った場合に、自動的に入金するよう設定もできます。
ただしこの方法はアカウント登録が必要です。
クレジットカードの登録まではアカウント登録せずできますが、それ以上のサービスになるとアカウント登録が必要でした
他にもカスタマーサービスに電話してチャージする方法もありますが、旅行者にとって簡単なのは上記3つでしょう。
オパール(Opal)カード、チャージ金額の目安
いざチャージする際、どのくらいチャージすればいいか判断がつかないですよね。
そこで、
・地下鉄、電車
・ライトレール
・バス
・フェリー
の運賃をまとめました。
※全て大人料金になります
電車
距離 | ピーク | オフピーク |
0-10km | 4.20ドル | 2.94ドル |
10-20km | 5.22ドル | 3.65ドル |
20-35km | 6.01ドル | 4.20ドル |
36-65km | 8.03ドル | 5.62ドル |
65+km | 10.33ドル | 7.23ドル |
ライトレール、バス
距離 | ピーク | オフピーク |
0-3km | 3.20ドル | 2.24ドル |
3-8km | 4.36ドル | 3.05ドル |
8+km | 5.60ドル | 3.92ドル |
フェリー
距離 | 運賃 |
0-9km | 7.13ドル |
9+km | 8.92ドル |
ニューキャッスル ストックトンフェリー 0-3km | 3.20ドル |
チャージする金額の参考にしてくださいね。
ちなみに私はオペラハウスまで6.2kmの距離の宿に泊まっていましたが、かかるバス運賃は4.36ドルでした。
大体オフピーク時間を利用して乗車していたので、バス移動は2.24ドルか3.05ドルがほとんど。
注意ポイント
空港からの移動は20ドル以上かかるので、少なくても初めは40ドル以上がおすすめ
オパール(Opal)カード、実際に使ってみた
オパールカードを実際に使ってみましたが、とても簡単でした。
私はよくバスを利用しましたが、前から乗って運転席の前にある機械にかざす(Tap on)。
降りるときも後方のドア付近にある機械にかざす(Tap Off)。
▼バス後方ドアの機械
ライトレールは乗り場の近くに機械があり、電車やフェリーのTap Onは日本同様改札を通るような感覚でタップします。
電車やフェリーでのTap Offは改札形式ではなく、近くにスタンド式の機械があるところも。
「乗るときはTap On、降りるときはTap Off」を意識して機械を探すようにしましょう。
オパールカードの利用は便利ですが、何をするにも目的地への行き方をナビで検索します。
ナビを使うならインターネット検索は必須。
バスの時刻や乗り継ぎ方法を調べてくれるので、インターネットが繋がらないとどこへも行けない
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シドニー旅行で私が利用したのはHolafly(オラフライ)のeSIMでした。
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▼実際にHolaflyのeSIMをオーストラリアで使ったときの様子
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オパール(Opal)カードが必要ない方
観光に便利なオパールカードですが、
・全てツアーで移動する方
・タッチ決済できるクレジットカードやデビットカードを持っている方
は必要ない場合も。
それぞれ見ていきましょう。
全てツアーで移動する方
ホテルまで送迎バスが迎えに来てくれて、観光地をほぼツアーで巡る方。
自力で公共の交通機関を利用する機会がないので作らなくても良いでしょう。
タッチ決済できるクレジットカードやデビットカードを持っている方
タッチ決済ができるクレジットカードやデビットカードをお持ちの方は、オパールカード同様、乗車時と降車時にICカードリーダーにかざすだけで使えます。
バスや電車、フェリーなど全ての交通機関で使えるよ
しかも割引などの特典はオパールカードと同じ。
Opalカードとは異なり、
カードに残額を残さないよう工夫する必要なし!
ただし、注意点もあります。
引かれる金額は全て大人料金であること。
子供料金やシニア料金の適用はできないのがデメリットです。
それからオパールカードのように、利用履歴が確認できない点も注意が必要です。
クレカの利用明細の通知が来るまで、いくら使ったのかわからないということですね。
私もクレジットカードを使った日がありましたが、
予めチャージしておく方が、使用した金額がすぐわかる
という点から、Opalカードを使い続けました。
オパール(Opal)カード、使う際の注意点
Opalカードを使う際の注意点は3つ。
Opalカードの注意点
- オーストラリアの他の州では使えない
- Tap on、Tap Offを忘れずに
- 旅行者にとって払戻は非現実的
1つずつ解説しますね。
オーストラリアの他の州では使えない
Opalカードが使えるのはシドニーがあるニューサウスウェールズ州のみ。
ケアンズがあるクイーンズランド州など、他の州では使えません。
州をまたいで旅行する方は覚えておきましょう。
Tap on、Tap Offを忘れずに
Opalカードは乗車時(Tap on)と降車時(Tap off)の計2回、カードリーダーにタッチが必要です。
しかし、降車時にTap offを忘れてしまうと割引されないだけでなく、万が一警備員に見つかると罰金を取られることも。
駅の改札やバスなら忘れることはありませんが、
小さな駅に立っているポール式のカードリーダーは要注意。
忘れがちです。
そしてバスに乗っているときにTap Onしているか抜き打ちチェックがあることも。
Tap onしたカードを見せます。
クレジットカードでタップしていた方も同様にチェックされていました。
さらに、バスを降りた先でもチェックしているバス停が。
乗客の中にはチェックが嫌だったのか、タップしていないことがバレたのか言い合いしている場面も。
ポイント
サーキュラーキーから船でマンリーへ行ったときなど、一部タップが不要な降り場がありました。
また、バスではタップの機械が故障していたのか「closed」と書かれていたことがあり、そんなときはタップしなくても良かったです。
旅行者にとって払戻は非現実的
「帰国時にカードにお金が残ってしまった!」
できることなら払い戻したいですよね。
残念ながら窓口などでカードを渡して払い戻すことはできません。
払い戻しは、オーストラリアの銀行口座への振り込みなので、旅行者にとっては非現実的な話。
買い物で使えたらいいのにね
こまめにチャージしていくか、都度計算しないと大損することになるので気を付けましょう。
オパール(Opal)カードを紛失・盗難に遭ったら
心配なのが盗難や紛失で、手元からオパールカードがなくなってしまうこと。
特にチャージしたてで失くしたら、気分ガタ落ちですよね。
不安な方はアプリのアカウント登録をしておくと、アプリから申告できます。
このとき新しいオパールカードが手元にあれば、残額を移し替えることも可能。
私はクレジットカードのみチャージし、アカウント登録はしませんでした。
よって紛失したら終わりだなと思い、少額ずつチャージするようにしていました。
Opal Travelアプリの便利な使い方
オパールカードのチャージ以外にも,Opal Travelアプリには便利な使い方があります。
便利な使い方
- 残高確認
- 乗り換え検索
残高確認
アプリとオパールカードを連携しておくことで、アプリを開くとすぐに残高が表示されます。
・あと何回くらい使えそうか
・これまで利用した金額を踏まえてどのくらいチャージすればよいか
の目安になりますね。
乗り換え検索
アプリに目的地を入力すると、乗り換え検索ができます。
・乗り物と系統
・乗り場までの所要時間と行き方
・運賃
・目的地までの所要時間
などがわかります。
Googleマップでは運賃は教えてくれないので、助かります
ただし検索するにはネット環境が必要。
先ほどもお伝えしましたが、オーストラリアでストレスなくネットを使うならHolafly(オラフライ)のeSIMがおすすめです。
なんたってデータ通信無制限なので、30分のバス移動などもGoogleマップを起動させつつSNSをしていました。
動画も投稿できます。
下のボタンから5%OFFのクーポンをGETして購入できるので、便利でお得なシドニー旅行をしてくださいね。
もちろんHolaflyはオーストラリア全土で使えるので、シドニーからケアンズやゴールドコースト、メルボルンへ行くときもそのまま使えます。
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まとめ
シドニーへ旅行する際に、公共交通機関のチケットを都度券売機で買わなくて済むのがオパール(Opal)カード。
使い過ぎないよう、ありがたい割引システムがあります。
使い方は機械にタッチするだけ。
Opal Travelやナビを使って、スムーズな移動になります。
アプリを使うならインターネットの接続が必要。
HolaflyのeSIMならデータ通信が無制限で使えるので、ぜひネットを駆使して楽しいシドニー旅行にしてくださいね。
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▼読んでいただきありがとうございます